子供のイヤイヤ期・反抗期。子供の反発心は成長の証と受け止めよう。
子供といってもまだ小さい未就学児(2~6歳)ぐらいに対しての「反抗期」「反発心」の話です。
子供のイヤイヤ期や反抗期は「成長の証」とはよく言われますが、正にそのとおりです。
そうは言っても、忙しい母親や父親からしたら厄介この上ないのは確かです。
忙しさ、疲れ、普段からのストレス、しつこい反発心、時間がない、このような理由からついつい言葉が荒くなってしまうことがあります。
「いいかげんにしなさい!」
「ちゃんと言うこと聞きなさい!」
「いつまでもそうしていなさい!」
「もうお母さんは知りません!」
大人は「感情」よりも「理性」を養う
つい感情的になってしまったりして、上のような言葉を子供に言ってしまいます。
そして、このような言葉は「子供に言ってはいけない言葉」として扱われることがあります。
しかし私は別に言ってもかまわないとは思っています。
その言葉が、子供にとって必要だと親が思うのであればかまわないかと。
ただし「感情丸出しからくる言葉」でなければです。
親だって人間ですから、小さい子供に対しても多少の悪い感情は出てきます。
しかし「感情丸出し」はダメです。
小さい子供に対して、いい歳の大人が、感情で向き合うのはやはり「大人気ない」です。
子供に対してのイライラや怒りの感情は、理性によって何割かは抑えないといけないと思います。
大人と子供との違いの一部として「理性」と「知性」があります。
それにも関わらず、まるで同じ「理性」と「知性」が備わっているかのように子供と感情的に向き合うのがいけないことです。
そうはいっても、疲れているときやストレスが溜まっているときなどは、やむを得ないことはあるかもしれません。
きつく言うつもりはなかったのに、つい言ってしまったり・・・
このようにしょうがない場合も多々あります。
しかし、理性(心)をコントロールし、感情をすぐに表に出さないように心がけることは大切なことだと思います。
これは子供に対してだけではないかもしれませんが、やはり子供に対しては特に注意すべきことではないでしょうか。
子供の反発心は成長の証
これはよく言われていることではあります。
子供のイヤイヤ期などの親への反発心は、「成長の証」であり「自律への第一歩」です。
うちの4歳の息子も、イヤイヤ期を経て、今ではすっかり生意気な反抗をしてくるときがあります。
ときにはイラッとしたり、投げ飛ばしてやろうかと思うときもしょっちゅうあります。
しかしその反面、そんな子供の親に反抗する様を見ると、内心ニヤニヤしたりもします。
子供の成長を感じるからです。
子供の成長は、なにも「何かを出来るようになったり」することだけではありません。
嘘をついたり、何かをごまかしたり、言い訳したり、怒りをあらわにしたり
それも立派な成長の証です。
もちろん時と場合によっては、しっかりと叱らないといけません。甘やかすのとは違います。
しっかりと叱りながらも内心はニヤニヤしてる感じです。
しかし、「成長の証」 として受け止めるのであれば、放っておくのもときには大切です。
必ずしも、イヤイヤ期や反抗期の子供の態度が「悪いこと」とは限りません。
ものには何ごとも順序があるので、その子供に合った対応が必要ではないかと思います。ケースバイケースです。
最後に
このようなことは、頭ではわかっていても、ついつい感情的になってしまうことです。
ですが、子供のイヤイヤ期や反抗期は誰もが通る道でもあります。
そこは「嫌な時期」「しんどい時期」などと単に受け止めるのではなく、子供が成長する上で「必要な時期」であることを認識すべきだと思います。
実は本来向き合うべき存在というのは、「子供」ではなく「自分」であったというオチなのかもしれません。