空飛ぶ畳

日常の思ったこと、育児・子育や仕事のことなどつらつらと書いていきます。

「今の仕事は自分に向いていない」と感じるとき。仕事を好きになる方法はガムシャラに一生懸命やることなんだと思う。


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あなたは今の仕事が好きでしょうか?

私は好きか嫌いかと聞かれれば「別に嫌い」などという子供じみた中途半端な感想が出てきます。

仕事だろうと何だろうと合う合わないは当然あるかと思いますが、仕事を好きになるには一生懸命ガムシャラにやること、とは良く言われていることです。

 

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今の仕事は自分に向いていないと感じるとき

社会人になって数年も経ってくると、「今の仕事は本当に自分に向いているのか?」などと思う人はきっと多いと思います。

数年と言わず10年、20年と同じ仕事を続けていても、たま~にこのように思う人もいるかと思います。

そうかと思えば、会社に入ったばかりほんの数週間や数か月で「この仕事は自分に向いていない!」などと叫ぶ新人もいます。

しかし本当のところは「仕事に合う合わないなんてない」ということも言えます。

もちろん厳密に言えば合う合わないはありますけどね。

人と会話するのが苦手な人が営業職や接客業はやはり苦手でしょうし、何かアイデアを考えてする仕事よりも、細かい単調な作業を黙々と進めることが得意な人だっています。

それでも、やはり仕事というのは、「好きか嫌いか」「合うか合わないか」「向いているかいないか」ではなくて、「やるかやらないか」「続けるか続けないか」という部分の方が大きいのではないかということです。

ではその前者と後者の違いはなにか?というと、純粋に「嫌い」とか「イヤだ」と思うかどうかであると。

今やっているその仕事を「嫌い」「イヤだ」と思いながらするのか、そんなことを一々思わないでするのかということです。

先ほど上で、人は仕事を続けている中でたまに「自分はこの仕事に向いているのか?」と思うことがあると書きました。

どういうときにこのように思うかというと「仕事が上手くいっていないとき」です。

ものごとが上手くいっていないときというのは、人は一生懸命その理由を見つけようとします。

原因を突き止めて改善をしようと考えるなどということではありません。

自分が頑張ってきた仕事や、自分が好きでやってきた仕事、これらが上手くいかなくなったとき、人はそれらを「嫌い」になろうとする性(さが)があります。

人に嫌われるなら自分からその人を嫌ってやるようなものです。

なぜならそうしないと自分自身の否定につながってしまうからです。

仕事が上手くいかない、成果が出ないというときに、それは自分に原因があるのではなく、仕事が自分に合わないのだと思い込もうとするということです。

 

どんな仕事もイヤになることはある

やりたい仕事だけをやれる環境に居れれば、それに越したことはないでしょう。

つまらなくなったら転職したり、希望の部署に異動したりと自由に出来れば良いのかもしれません。

しかし大半の社会人はそんなに上手くいかないでしょう。

自分はこの仕事がやりたい!

私にはこんな仕事が合っている!

今の仕事がとても楽しい!

そんな風に思っていたとしても、上で書いたようにやはり仕事が上手くいかないときが来れば、逃げ道を探したりするものです。

「やっぱりこの仕事は私に向いていないかも」

「自分が思っていた仕事と違う」

「もっとやりがいを感じるかと思った」

「他にもっと自分に合った仕事があるはずだ!」

このように感じて思って、そして仕事を変えたとしても、きっとまた同じように上手くいかない時期がかならずあります。

転職ばかりを繰り返す人というのは、このようなループに陥っている人とも言えます。

分かりやすく言うと、仕事をゲームに置き換えてみれば良いかもしれません。

好きなゲーム、面白そうなゲーム、実際にやってて楽しいゲーム

それを始めたときはきっと夢中でそのゲームを楽しんでいることでしょう。

良い成果が出たときの喜び、クリアしたときの達成感、欲しいアイテムやキャラをゲットした嬉しさ、きっと飽きずに黙々とやることでしょう。

しかしどんなに楽しいゲームであってもいずれは飽きが来ます。

難しい困難なステージやイベントでも、それを成し遂げれば達成感はとても感じられますが、上手く出来なければ・・・つまらなくなったり飽きたりします。

それと同じだと思います。

ゲームは飽きれば違うゲームを始めたり、また以前にやったゲームを楽しんだりと出来ますが、仕事はなかなかそうはいきません。

つまり何が言いたいかというと、「好き嫌い」「楽しい楽しくない」「向いている向いていない」などと考えたら、仕事は続かないということです。

そういう面ではやはり仕事はゲームとは違います。

 

「嫌い」「イヤだ」を考えずに仕事に励めば「好き」になる

その仕事が好きとまではいかなくとも、イヤイヤやることはなくなると思います。

私もそんな感じです。

単純にイヤだやりたくないなどと思いながらやる仕事で成果なんて出るわけはありません。

イヤだとかやりたくないと思いながらも一生懸命やっていれば良い成果が出ることもありますが、出なければそのままダメになることの方が多いです。

ではどうするかと言うと、「嫌い」「イヤだ」といったことを考えないことです。

何も「好き」になる必要はありません。

ポジティブ思考で無理やり思おうとしても、なかなかそう上手くはいきません。

ただ単純に仕事が嫌だとか、この仕事は自分に向いていないとか、そんなことを一々考えないということです。

先ほどのゲームの例をまた出しますが、例えどんなに苦手なゲームでも、それを一々楽しいとか考えずにひたすらやり込めば、そこそこ出来るようになっていくものです。

まぁ苦手で楽しくないゲームなんてやる人はいないと思いますが。

仕事なんていうのは、よほど特殊であったり専門知識を膨大に要するものでなければ、実は単なる「ただの作業」だと私は思っています。

それをひたすら一生懸命に続けていれば、そこそこ出来るようになるものです。

そこそこ出来るようになってくれば、ミスも減ってくるし、そこから自分なりの得意分野が出てきたり、良い成果だって出てきたりします。

自分なりに一生懸命にやっていれば。

最初は自分には向いていない仕事だと思っていても、数年も経てば自分に向いていた仕事だと思うことは多々あるかと思います。

仕事なんてきっとそんなものだと思うのです。

そうなればずっと続けられる仕事になるかもしれませんし、もっと前向きな転職も出来るかもしれません。

前向きな転職と後ろ向きな転職、逃げの転職と攻めの転職、これは単なる仕事の話だけではなく、自分の人生にも大きな違いを出します。

つまり自分の幅が大きく広がるということです。

しかし今の仕事を逃げの姿勢で進んでいれば、きっと広がるどころか狭まるばかりでしょう。

今日の記事で書きたかったことは、「今の仕事が自分に向いていない」とか「今の仕事から逃げ出したい」と逃げの姿勢でいるのではなく、そんなことを一切「考えない」で、とにかく今の目の前の仕事を「自分なりに」一生懸命やれば、何かしらの道はひらけるということです。

嫌だ、逃げたい、と考えない”だけ”です。

それが難しいんですけどね。

でも本当は難しくも何でもないかもしれません。

きっと難しく考えているだけなのかも。