空飛ぶ畳

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歳を取ってくると妙に怒りっぽくなったりイライラしたりする


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歳を取ってくるとやたら怒りっぽくなったりする人がいます。

私の場合は仕事関係でそんな人が多い気がしますが、それ以外でも家族であったり、道行く人や車の運転など、様々な場所で目にしたりもします。

歳を取っていくとやはり怒りっぽくなっていくのでしょうか?

 

歳を取ってくると妙に怒りっぽくなったりイライラしたりする

別に若い人でも中年ぐらいの人でも、妙に怒りっぽい人もたくさんいますけどね。

それでも歳を取ってくると怒りっぽくなっていくということは、たまに聞いたりしています。

 

私の場合は仕事関係でそんな人が多いと書きましたが、やはり多いんですよね。

仕事で上手くいかないと不機嫌になり不平不満を口に出したり、

部下や若輩者のダメ出しが多くなったり、

年下の上司の言うことには意固地になって反発したりなどなど。

 

私は最初、この人たちは何でこんなにすぐに怒ったり、こんなことでイライラしたり文句をいったりするのか?

そこが正直理解不能だったりしました。

むしろそんな人と一緒に仕事をする方が、逆にイライラしたりしたものです。

 

歳を取っていくと怒りっぽくなったり、イライラしたりするのは、まぁ色々と原因も当然あるものです。

  • 仕事に対する自分の能力が衰えてきた(覚えが悪くなったり)
  • 部下や年下に対する嫉妬
  • あまり相手にされなくなってきた寂しさや劣等感
  • 家庭や家計に対するストレス
  • 人生の後半になってきた焦りや寂しさ
  • 自分の居場所の無さの実感
  • 脳の老化現象
  • 更年期障害
  • 認知症

 

歳を取ってくると、それなりの地位や能力が発揮できる場所にいればいいのですが、そうでもなければやはり色々と思うことが出てくるのでしょう。

若い頃はまだまだ余裕があったり、将来に対する不安や不満なども薄かったり、または紛らわせたりできたものが、なかなかそうも行かなくなってくるものです。

 

また、脳の老化現象というのも実際にあるようです。

これはまぁ若い頃の行いが歳を経て出てくるものだと思います。

人間誰しもが、肉体だけでなく脳も同じように、老化と共に衰えてきますから、その衰えが良い方向に出るのか悪い方向に出るのかというところでしょうか。

 

歳を取っていって逆に穏やかになっていく人もいますからね。

若い頃はイケイケドンドンで来た人が、歳を取って徐々に丸く穏やかになっていく人です。

 

若い頃に不満を溜めていると歳を取って抑えきれなくなる

これも一理あるかと思います。

若いうちは、例え不平不満があったとしても、それなりに気を紛らわしたり憂さを晴らしたりできますが、歳を取ると共にそれらの解消法が出来なくなっていくことも多々あります。

いくら憂さ晴らしをしていても、やはり不平不満を溜めて過ごしていくと、それが心の中にずっと残っていて、歳と共にそれがだんだん抑えられなくなるということもあるのです。

 

例えば、昔はとても良い人に見えて、穏やかでやさしい人に見えていても、実は仕事や家庭のストレスをずっと我慢して抱えて生きてきた人は、歳を取ってガラッと変わってしまったなんて人もいます。

外面しか知らない周りの人から見ればびっくりするかもしれませんが、その人からしたらきっと何にも変わっていないのかもしれません。

 

若いときからずっと怒りっぽい人ももちろん居るかと思いますが、やはり歳を取って妙に怒りっぽくなる人というのは、知らず知らずの内に色々と溜め込んで、それが抑えきれなくなっていくんだと思います。

 

やはり不平不満は溜めこまない方が良い

不平不満を溜め込まない方が良いのは当たり前なんですけどね。

だけど誰だって好きで不平不満を溜めているわけではきっとないのだと思います。

 

でも、やはりその不平不満を感じたり、溜め込んだりするのは、その人が引き寄せてそれを選択しているです。

 

誰々のせいで、環境のせいで、上司が、同僚が、親が、夫が、妻が、子供が、お金が、と何かしら自分以外の外のものに目を向けて、自分の内面よりもよそ見ばかりすることを選んでいるということです。

 

本人も内心なんとなくわかっているから余計にやりきれなくなるんですけどね。

 

私も40をとっくに過ぎて、最初の方で書いた怒りっぽい仕事関係の人の気持ちが不本意ながらもわかってきました。

つまり私も同じように怒りっぽくなったり、妙にイライラしたりしてしまう自分が出てきたりするのです。

 

これはちょっと困りました。

あれ?あのときのおっさんたちと同じだよこれ・・・って気づいてしまって。

人間誰しもそんなときはありますが、そうはいってもやはりそのまま放置するわけにもいきません。

不平不満を怒りやイライラで周りにまき散らす人生なんてまっぴらですからね。

でもそうはいってもこれがなかなか難しいのです。

 

私もどうやら若いときから不平不満を募らせながら、そしてそれらを誤魔化しながら生きてきたのかもしれません。

そう考えると、落ち込みながらも妙に納得いくことにイラッとしたりとわけがわからなくなったりもします。

 

歳を取った今からでも自分を変えていく

歳を取ったからといっても、それは周りの何かのせいにしていることと結局は同じことです。

そして、また何かのせいにして密かに不平不満を溜めていくのか?

ということですね。

だったら、やはり今からでも不平不満を溜めて誰かや何かのせいにしない人生にしないといけません。

 

自分の人生を良くも悪くもするのは結局は自分自身にしか出来ないということです。

 

不平不満などが出るのが人間であり人生というわけではありません。

そういったものと対峙して抗って受け入れるのが人間であり人生なんでしょうね。

 

だから、少しでも良い心持ちで居れたらと思い続けられると良いかなって思います。

 

 

 

何か趣味でも持ってみるのも良いかもです。