自分の親に感謝出来ない人は自分の子供にも感謝されないと思うよ

(※2016/04/18：記事更新)

私はこれでも３歳の息子がいる一児の父親です。

自分が親になるといろいろなことが勉強になるし、何より多くの”気づき”をもたらしてくれます。

今日の記事は「親に感謝しているか」というお話です。

f:id:himuka14:20140613002958j:plain

さて、改めて子供には本当に様々なことに気づかされます。

これは自分が親になって初めてわかるようなことです。

例えば・・・

子供って当然親が何から何までしてあげないといけないですよね。

子供の教育・躾だってそうです。

これらは親が自身で相手(子供)のことをしっかりと考えてあげて、

何が相手(子供)にとって大事なことなのか？

自分は相手(子供)に何をしてあげるべきか？

その行為は相手(子供)のためになっているのか？

こういったことを日々考えるようになります。

そして自分が子供だったときはどんな子供だったのか？

今の自分の子供と同じように、親の思い通りにいかない子供だったのだろうか？

その時自分の親はどうやって育てたんだろうか？

どんなことを思っていたんだろうか？

このようなこともたまに考えるようになります。

自分の親に感謝してますか？

自分が人の親になって、初めて親の気持ちがわかります。

というより親の気持ちを考えます。

ところで、子供の子育てって本当大変ですよね。

自分の思い通りにいかないし、子供は言うこと聞かないし、あれやってこれやってと大変です。

日々イライラする日も少なくないかもしれません。

そのよう時に親の気持ちを考えることにより、自分たちの何かと上手くいかない子育てが、そのまま自分の親と子供であった自分にあてはめて考えることができます。

どんな風に育てられたのか、楽しかったこと嫌なことどちらが多かったのか、などは人それぞれでしょう。

中には思い出したくない過去を持つ人もいるかもしれません。

それでも思い通りにいかない子育てを親がしてくれたおかげで、こうして人の親になることができています。

そのように考えると”親に感謝”をする思いが芽生えてきませんか？

あんな親に感謝なんか出来ない！

なんてやさぐれた人も、親に感謝すべきところはきっとあるんじゃないですかね。

親への感謝の気持ちが子供に感謝の気持ちを植え付ける

このように自分の親に感謝すべきことはいくらでもありますし、別に一つだって構わないと思います。

無い！という人も無いわけはないんです。

(親がいない人は別に親でなくてもいいし、親代わりだっていいのです)

ここでやっと本題です。

「自分の親に感謝出来ない人は自分の子供にも感謝されないと思うよ」

これが言いたかっただけなのです！

人に感謝するということは、人に思いやりを持つということです。

自分の子供には思いやりのある子に育ってほしいって思いますよね？

人に感謝をするとか、人に思いやりを持つとかって、

いくら親が口だけで教えようとしても、それははっきりいって無理があります。

まさに”口ばっか”子育てです。

まずは親がその行為というか、その思い(心)を子供に見せなくてはいけないということです。

親自身が人にやさしくしていなかったり、親自身の親に感謝もせず甘えた態度をとっていたり、そもそも子供に対してもやさしい面を見せることが少なかったり、そんな親の振る舞いは棚に上げて、子供に対して「もっと良い子にしないとダメでしょう！」「もう少しお友達にやさしくしなさい！」なんてどの口が言うだと子供でもあきれますよ。

「うわ～この人なに言ってんだろう？」と。

親であれば、別に子供に感謝されたいわけではないことでしょう。

しかし、人に感謝したり、人に思いやりを持ったり、そんな風に子供に育ってほしいと願うのであれば、まずは親子間の信頼関係が大切になってきます。

子供にとって親とはかけがえのない家族であり、一番身近な存在です。

その親に対して感謝を持てる子供というのは、本当にやさしく思いやりのある子供であると思います。

そういった心を育むのであれば、まずは親自身が自分の親に対して感謝を持つことが大事ではないでしょうか。

自分の親に感謝ができない、自分の親を大切に出来ない、

そんな状況のなかで育った子供に、

「いったいどうやって親への思いやりを教えるのか？」

といったことを思いました。