「俺たちがお前らの頃は仕事も遊びもたくさんした」ってもう止めない?
(※2016/04/18:記事更新)
「俺たちがお前らの頃は仕事も遊びもたくさんしたもんだぜ!」
「最近の若いやつらは全然遊ばないよな~」
って言うおっさん、というかおじいちゃん?
いますよね~会社に。
もう聞き飽きたんじゃじじい!
というのをいつも私は我慢しています。
私の会社は中小企業の「小」の方なんですが、
30代から50代(後半)という社員が多くて、20代がとても少ない会社なんです。
うちの会社はもう半分終わっている会社であることでしょう。
そんな我が社の未来については別にどうでもいいのですが、
そのため、30代の社員がいまだに「若い奴ら」扱いとなってしまうのです。
30代なんてしかもアラフォーであれば、世間からしたら十分おっさんですよ。
しかし50代からしてみれば、遊びも仕事もバリバリこなせる世代であり、まだまだ未来もある若者なんですよね。
ちなみにじじいたちの言う遊びとは、お酒飲み(朝までとか連日とか)、ゴルフ、麻雀、といったところです。
さて、そんな若い(?)30代前後の人たちは、結婚して子供もまだ小さい連中ばかりなのです。
年齢的にも落ち着いてきている年齢だし、家庭もあるし、何よりじじいたちと遊んでもつまらないのですよね。
※ 50代後半の人たちを愛情を込めて「じじい」と呼ばせてもらいます
なぜつまらないかというと、じじいみんなして昔自慢ばかりです。
これがたまにだったり一人二人ならまだいいんですけど、会社の飲み会なんて行くと、みんなして同窓会状態なんです。
「あの頃は~」「俺たちも無茶ばかり~」「あの時は頑張った~」
こういった同じ話題が毎回毎回続くのです。
そして「俺たちがお前らの頃は仕事も遊びも~」ってね。
聞いている方は、もう辛いよね。しんどいよね。つまらないよね。
となります。
確かに若い人にとっては、年寄りとのこのようなやり取りは社会の登竜門であることでしょう。
年寄りも拠り所がなくなってきているから優しくしたいのはやまやまなんですが、如何せん自分のことばかりのじじいが多いんですよ。
もっとみんなで酒飲まないとダメだ!
酒飲めないやつもダメだ!つまらん!
もっとゴルフとか行って遊ばないとダメだ!
ゴルフ行ってそこでお酒飲んで楽しくないわけないだろう!
お金がないとかつまらないこと言うなよ!
今遊ばないでいつ遊ぶんだよ!
じじいたちの言い分もわかります。理屈もわかります。
しかし、そもそもバブル期の日本社会と、今の日本社会とを比較することなく、若い人を否定することによって、自分たちの立場を一生懸命肯定しようとするところが嫌なんですよね。
まぁほんと気持ちもわからないでもないんですけどね・・・
昔は最前線で頑張っていたにもかかわらず、歳と共にだんだんと相手にされなくなってくるのも事実ですから。
そんなの私も寂しいし、自分も同じように言っているかもしれません。
でも最近のじじいたちは、若手を見守るような大らかさがなくなり、若手をダメ出しすることによって、自分たちの立場を守ろうとする傾向があるように思えるのです。
いや、昔から変わってないのかもしれません。
今までの功労者をやさしくしたいと思うこともあるけれど、やっぱり自分のことしか考えていない人たちは相手にしたくないな~
と思うしだいであります。
自分が歳をとったときにはこうならないように気をつけねば(汗
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