空飛ぶ畳

日常の思ったこと、育児・子育や仕事のことなどつらつらと書いていきます。

子供に対してイライラするときは自分の心を疑ってみよう!原因は常に自分にあると思うべし!


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うちの子供も気が付けばもう小学校二年生になりました。

子供の成長とは本当に早いものです。

ついこの間小学校に入学したと思ったらいつのまにか一年が経っていました。

 

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自分はなぜイライラしてしまうのか?

私は正直子供に対してあまりイライラすることはないと思っているのですが、それでも当然ながらイライラしてしまうことはあります。

うちの子も小学校に上がってから生意気加減がどんどん上昇してきました。

これも成長の証です。

むしろ少しぐらい生意気になったりして自己主張をしてもらわねば困ります。

逆に心配になるので、まぁ生意気大歓迎です。

但しこれはある程度子供が大きくなってきてからの話です。

まだ赤ちゃんのうちや手がかかるうちは、とてもじゃないけどそんな余裕はないのは承知しています。

さて、子供に対してイライラするときというのは、自分の心に余裕がなくなってきたときです。

これは何も子供に対してだけではありません。

夫婦間や仕事、交友関係などのどの人間関係においてもあることです。

ではなぜ心に余裕がなくなるかというと、簡単に言うと「自分の思い通りにいかない」ときということになります。

つまり自分自身のキャパシティ(許容範囲)を超えたときです。

よく器(うつわ)が大きい人、器が小さい人、なんて表現を使ったりしますが、それと同じようなものです。

この自分自身のキャパシティ(器)は、その時々で大きくなったり小さくなったりするものです。

元々の器が大きい人も居れば小さい人も居ます。

元々の器 よりも小さくしてしまうときもあるし、元の大きさに戻せるときもあります。

この器を小さくしたりするのは、人間の持つ感情であったり自我の肥大であったりします。

つまり何かに心を奪われてしまっている状態です。

  • 自分の思い通りにいかないとき
  • 自分の欲を満たせないとき
  • 人の目が気になるとき
  • 自分と誰かを比較するとき
  • 現状を受け入れられないとき
  • 心配事があるとき

要は、「今現在」の目の前のことではなく、何かしら別のことに心が奪われているときということです。

それは、まだ来ない明日以降など未来のことであったり、今ある自分自身よりも他人の目を気にした妄想被害であったり、現状から目をそらして過去や未来に逃げたいと思っているときであったりします。

こういったことは、家事や仕事や勉強などもそうですし、心身共に病んでいるときも同じなんだと思います。

結局何が言いたいかというと、自分自身が今どこを向いているのか? 過去を見ているのか?未来を妄想しているのか?余計な思考に囚われずに今現在だけを見ているのか?自分自身よりも他人を見ているのか?によって、自分自身の器(心)が大きくなったり小さくなったりするということです。

そして、自身の器(心)では受け止められなくなったとき、人は不安になり不平が募りイライラしてしまうのだと思います。

 

子供に対してイライラしてしまう

子供の話がどこかに行ってしまいそうですが、子育てにおける子供へのイライラも同じことだと思います。

  • 自分の言うことを聞かない
  • 自分の思い通りにならない
  • 言葉が通じない
  • 意思疎通が出来ない
  • 親の気も知らずに好きかってやる
  • 親の気も知らずに言いたいことばかり言ってくる

子育てというのは、自分の思い通りにいかない出来事の最たるものかもしれません。

しかし、こういったことは赤ちゃんやまだ小さい子供であれば当たり前のことでもあります。

自分自身もそれは頭でわかっていても、何とか理解(しょうがないこと、当たり前であること)しようとしても、それでもどうしようもなくイライラしてしまうときはあるものです。

これは自分が悪いとか悪くないとか、誰が悪いとかということではありません。

良い悪いということを言いたいのではなく、先ほど書いたように単純に自分自身の心が何かに奪われているということです。

そして自分の器が小さくなり、コップから水が溢れるようにイライラという感情を制御できなくなっているということです。

 

まずは今の自分の心の状況を探ってみる

子供の教育やら躾(しつけ)やらといったことは色々とありますが、赤ちゃんや小さい子供にもその子たちの都合や言い分もあるわけです。

それはさておき、このような「自分の思い通りにいかないとき」 というのは、自分の心を見つめて自分自身を成長するチャンスでもあると私は思っています。

私の好きなフレーズで子育てとは「親が子を育てるのではなく、子が親を育てる」というのがあります。

正にその通りだと思います。

子供からしたら「親が子を育てる」かもしれませんが、親からしたら「子供が親を育てる」と思うことです。

つまり、先ほども書きましたが、思い通りに いかない状況に陥ったときというのは、自分自身の心を見つめるチャンスであるということであり、それはすなわち自分が成長できるチャンスでもあるということです。

子育てのイライラ解消法なんていうのは置いといて、まずはこのような自分の心を見つめてみるだけでも良いと思います。

私は子供に対してイライラしてしまうとき、「お!俺イライラしてるぞ」「あれ?何で俺はイライラしているんだ?」と思うようになりました。

そのイライラの原因に子供は実はあまり関係ありません。

イライラを抑えられないと思うときは一旦どこかに退避します。

自分の心が何かしらの感情で小さくなり、自分のキャパシティを超えてるとうだけのことです。

そういうときは、何とか自分の思い通りにさせようとしたり、自分の感情をぶちまけたりせずに、まずは今の自分の心境を疑ってみて下さい。

なぜ自分はイライラしているのか?

何に対して自分はイライラしているのか?

自分が悪いとか誰が悪いとか、そんなことを考える必要はありません。

単純にイライラ原因を追究してみるだけです。

言いたいことがあれば遠慮なく言えば良いし、やりたくないことは一旦やらなくても良いかと思います。

誰かの目が気になったり、誰かが何かを言ってきたとしても、一旦は置いておきましょう。

まずは自分の心境を少し探ってみるのです。

数十秒でも良いのです。

これをたまにでもいいからやってみると、きっと何かが変わる。。。かもしれません。

 

最後に

色々書いてきましたが、当然いつもいつもイライラを制御出来ているわけではありません。

暴走してしまうときだって多々あります。

それでもやはり子育てって本当に面白いなと思います。

良いときも悪いときも、思い通りにいくときもいかないときも、子供を通して自分自身の新たな発見が出てくるからです。

自分ってこんな性格だっけか?

自分ってこんなことでイライラするのか?

自分ってこんなに小さい人間なんだなw

自分っていつの間にか心配性になったな

自分ってこんなに子供と一緒に喜んだり楽しんだり出来るんだな

新たな自分自身の発見がよく出てきます。

こういう自分の新たな発見に気づかずに、素通りして日々を過ごすのは勿体ない気がしますよね。

 

よく大病を患ったり、生死をさまよう体験をしたりした人は、新たな人間に生まれ変わったようになったりします。

こういったことも、今の自分に置かれた状況に心が付いてこなくて、自分自身のキャパシティを超えた状態になり、そして自分の心を見つめざるを得ない状況になったとき、そこに新たな心境が生まれます。

 

子育てと人の死とは比べようもないかもしれませんが、どちらも自分自身の心を見つめることが出来るチャンスという意味では同じかもしれません。

 

自分の思い通りにいかないなんて大いに結構!

そんな風に日々思いたいものです。