加齢臭の対策!その食べ物や生活習慣が体臭の原因になっているかもしれない!
先日も書きましたが、加齢臭などある一定の年齢になってくると、自分の体から発する臭いが気になるようになってきます。
気になっていても面倒くさいからといって、加齢臭を放置しておくのも少し考えものです。
加齢臭を気にしてみる
先日は以下の記事で、加齢臭とは、加齢臭の原因とは、について書きました。
加齢臭がせっかく気になったんであれば、出来る対策はやっておいて損はないかと思います。
世の中には加齢臭が出始めている人の中でも、自分はそんな臭い匂いを発しているなんてまったく気づかない人もたくさんいます。
「まさか自分が加齢臭を漂わせているなんて・・」
そんなことは露にも思わない人です。
しかし大抵の人はみんな大人ですから、はっきり指摘してくる人は居ないかもしれませんが、なかなかの匂いを発しているのであれば、
「〇〇さんってちょっと臭ってきてるよね・・」
「〇〇さんの加齢臭がきつい!」
「うちの旦那も加齢臭がきつくなってきたわね・・」
などと思っているかもしれません。
人に指摘されて気づこうが、自分自身で気にし始めようが、加齢臭がちょっと気になる人はおそらく幸いです。
世の中には気づくことが出来ず、教えてもらうことも出来ず、ただ周りから微妙に敬遠されていく人も多いですから。
まぁそんなことwズバリ言われるぐらいなら、そっとしておいてくれ!という人も居るかと思いますが、それはそれでとても気持ちがわかります。
さて、先ほどの先日の記事にも少し触れていますが、加齢臭の原因となる成分として、皮脂の一種である「ヘキサデセン酸」と「活性酸素」の増加が原因であると書きました。
そして皮脂(ヘキサデセン酸)と活性酸素の増加の原因は、年齢が中高年に差し掛かるとどうしても増えてくることが加齢臭と呼ばれる所以ですが、「食べ物(脂っこいもの)」「食べ過ぎ」「ストレス」「喫煙」などの食生活や生活習慣も影響があるということも書きました。
今日の記事はその加齢臭対策に効果がありそうな食生活や生活習慣について、調べたことをまとめています。
加齢臭の対策は普段の食べ物や生活習慣から!
さ加齢臭だからしょうがないなんて思っていても、やはり出来ることは対策を打っておくのも得はあっても損はないかもしれません。
そこで一般的に効果のあると言われている、加齢臭の対策を上げていきます。
この記事では、普段の食べ物や生活習慣などから、加齢臭の対策として効果があるものを取り上げていきます。
実行するしないは別として、少しでもこのような知識があるのとないのでは、やはり普段の健康にも差が出てくるものです。
食生活(食べ物)の見直しによる加齢臭対策
まずは食生活の見直しによる加齢臭の対策です。
上で紹介したこちらの記事にも書いていますが、加齢臭の原因として「皮脂(ひし)」と呼ばれる成分と一緒に、加齢臭の元となる成分が排出されます。
皮脂とは脂ですから、やはり脂肪分の多い食べ物や調味料、お肉などといったものは、食べ過ぎには注意が必要です。
そして更に脂を活性酸素で酸化させないことも重要です。
脂肪分を酸化させないために必要な成分は、「ビタミンC」「ビタミンE」「ベータカロチン」「ポリフェノール」「カテキン」「イソフラボン」「リコピン」など、他にもあるらしいですが、要は余計な脂肪の吸収を抑えたり、酸化を抑える役割などがあると言われているのです。
簡単にまとめると、
【加齢臭対策としてよくない食べ物】
- 脂の多い料理
- ラード(豚脂)
- ヘット(牛脂)
- お肉(脂身)
- 揚げ物
- 牛乳、チーズ
- バター、マーガリン
- ケーキ、甘菓子
- etc
【加齢臭対策としていい食べ物】
- 主な野菜
- トマト
- ニンジン
- ほうれん草
- きゅうり
- 大豆
- 納豆
- 豆腐
- 味噌
- 魚
- 梅干し
- お茶
- etc
どうでしょうか。
だいたい予想どおりの食べ物だったのではないでしょうか。
加齢臭の対策として「よくない食べ物」と「良い食べ物」を上げましたが、ここである程度気づいた人もいるかもしれません。
食べない方がいい食事というのは、主に外国(アメリカやヨーロッパなど)で食べられている食事が多く、食べた方がいい食事というのは日本食に多いものです。
日本食は昔から理に適った食事をしていたのかもしれません。
日本人で良かったですね。
あくまで一般的ですが、加齢臭というか体臭について、アメリカ人やヨーロッパ人など欧米人に比べると、日本人は体臭が少ない方だと言われています。
日本人は昔から野菜や穀物や魚などが主食ですから、遺伝子的にそのような体質になっているのかもしれません。
逆に欧米人は主にお肉や脂っこいものや糖質を好みます。
そういった遺伝子や食生活が体臭の違いとなって出てきているのでしょう。
ですので、あまり深く考えずにこの食品は良い悪いなんて考えるよりは、主に和食をベースに食することが簡単であり単純に加齢臭の対策となるのかもしれません。
ただお肉なども体への栄養素として必要な部分もありますので、食べ過ぎに注意するということです。
生活習慣の見直しによる加齢臭対策
上で書いた食生活についても、まぁ生活習慣の一部ではありますね。
その食事などとは別に気を付けるべき加齢臭対策です。
ストレスを抱えすぎると加齢臭が増える
ストレスって体の健康を維持するためにとっても大切な要素なんです。
このストレスってやつは、適度なものであれば体に良いと言われることもありますが、やはり多くの病気などの原因に大きく起因しています。
加齢臭だって決して例外ではありません。
加齢臭の原因として「活性酸素」という要素があり、この活性酸素が加齢臭の原因成分であるノネナールの排出に大きく絡んでいます。
「ストレス」を多くため込んでいると、活性酸素が多く発生し、加齢臭の原因となるノネナールをたくさん排出してしまうのです。
ストレスはきっと体の細胞や働きのコントロールを乱してしまう要素が強いのでしょう。
加齢臭の対策に限らずの話ですが、ストレスを多くため込むことには注意が必要です。
適度な運動をする
体の健康を維持するにはある程度の運動は欠かせません。
加齢臭の対策としても適度な運動は例外ではありません。
運動不足による肥満体質やコレステロールの増加、血液の循環や成分などの健康維持など、やはり40代ぐらいになると、そうそう健康な体は維持できません。
運動不足や肥満は、生活習慣の衰えに直結し、ストレスなどにも影響を及ぼしてきます。
その結果、加齢臭などを増幅させる原因にもなりますので、ある程度の適度な運動はしておいた方が良いでしょう。
激しい運動も加齢臭に影響する
しかし、そうはいっても激しい運動などにより体を酷使するのも逆効果です。
まだ若い年代であれば、加齢臭はあまり気にしなくてもいいかもしれません。
スポーツなど激しい運動をしても、きっと「爽やかな汗」がキラキラしていることでしょう。
しかし加齢臭と向き合わざるを得ない年齢に達していれば、そうそう若い時のようにはいきません。
若いころはキラキラした爽やかな汗も、今となっては「むさ苦しい汗」になっていることです。
悲しいですね。
でも仕方がありません。
加齢臭には「活性酸素」が原因としてあると何度も書いていますが、激しい運動をするとこの活性酸素が活発になってきます。
歳を取るというのはそういうことなのです。
でも加齢臭は置いておいても、歳を取ってくればやはり「適度な運動」はとても大切です。
適度な運動でも鈍った体ではたくさん汗をかいたりして、多少なり「活性酸素」も出てくることでしょう。
しかし注意するのは「激しい運動」です。
その代わり、汗をかいたらしっかり拭いて、そしてきれいに洗い流すことが大切です
ようはケアをしっかりしましょうということですね。
ただ無茶な運動をして、
「ハァハァ・・ゼィゼイ・・(汗ダラダラ、汗ねっちょり)」の放置だけは気を付けた方がいいです。
タバコも加齢臭の原因に!
タバコもこれまた「活性酸素」の影響が大きく働きます。
タバコなんて百害あって一利なし、なんて言われていますが本当です。
まぁ私は残念ながら喫煙者なんですけどね。。。。
しかしタバコは本当に体に良いことなんてありません。
そして活性酸素もそうなんですが、タバコを吸うことにより、酸化を防ぐ成分として上で書いた「ビタミン」すらもダメにしてしまうのです。
正に体にとって「悪者」でしかないのです。
タバコは多くの病気や細胞の破壊などを起こしますし、また加齢臭だけでなく口臭の原因にもなります。
加齢臭の対策でもあるのですが、身体の健康のために出来るだけ禁煙した方がいいですよ。
歳を取ったらアルコールも控えめに!
次はアルコールです。
加齢臭と反して歳を取るほどアルコールの摂取量が増えてしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事も長くなってきたのであまり多くは語りませんが、やはりここでも「活性酸素」です。
というか加齢臭は「活性酸素」が肝だそうです。
アルコールをそれなりにたくさん飲むと、体内の酸素がたくさん消費されます。
酸素が足りないということは、より活性酸素が働くわけです。
しかし年齢を重ねていくと、活性酸素のコントロールがなかなか機能しなくなる。
そして暴走した活性酸素によって加齢臭の原因となるノネナールがたくさん排出されるというわけです。
最後に
さて、加齢臭の対策としての食生活や生活習慣の見直しについては、一般的に以上のことがよく言われています。
この記事で書いたような加齢臭対策は、その他の病気対策、健康維持にも共通して言えることなので、これらをしっかり改善出来たら、きっと若い時よりも健康でいられるようになるかもしれません。