空飛ぶ畳

日常の思ったこと、育児・子育や仕事のことなどつらつらと書いていきます。

出産〜子育ては無から有。それだけでもすごいこと。


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子育ての大変さや苦労はどの家庭でもよく言われていることだと思います。

その子育てのストレスや大変だと感じることは何なのか?一体何が大変なのか?

 

最初に言っておきますが、べつに「子育てなんて大変じゃないじゃん?」「何がそんなに大変なの?」という意味ではありませんよ。

子育ては大変です。楽しいこともありますが、苦労することもとても多いです。

しかし、中には子育てがまったく苦ではない親もいます。

この違いはいったい何なのでしょうか?

 

子供を親の思い通りにさせたい思いが強い!

子供、赤ちゃんはまったく自分では何もできない状態で生まれて来ます。当たり前ですよね。最初のうちは泣くこととミルクを飲んで寝ることぐらいしか出来ません。

当然親が全てのことをしてあげないといけない。それも四六時中です。

この時点でほぼ100%親の思い通りにはいきません。

それから徐々に成長していき、ハイハイや歩き立ちが出来るようになり、そして言葉も覚えていき、会話も出来るようになっていきます。

その間の時期はだいたい0歳~3,4歳ぐらいですかね。

この時期が子育てで一番大変な時期とも言われています。もちろん個人により異なると思いますが。

そして一番親の思い通りにいかない時期でもあります。

まず最初は言葉がまったく通じない、そしてしゃべるようになってきても意思疎通はまだ出来ない、なんとか会話が出来るようになってもイヤイヤ時期で親の思い通りには動いてくれない。です。

 

そして子育ての何が大変か?なんでそんなにストレスが溜まるのか?

これは「自分の思い通りにいかない」からではないでしょうか。

人にそれを言われれば「そんなのわかっとるわいボケ!」「それでもこっちは頑張っとるんじゃい!」となることでしょう。

子育てで多くのストレスを抱え込むのは、産後のホルモンバランスの崩れからくる心の不安定さを除いては、この「自分の思い通りにいかない」思いが強いか否かだと思うのです。

出来なくて当たり前、言うこと聞かなくて当たり前、自分の思い通りにいかなくて当たり前

そのように思えれば大分ストレスも軽減されるではないかと思います。

まぁわかっていても心のコントロールが出来ないのが子育ての苦労なのですが。

 

ここで何が言いたいかというと、子育ての大変さは、実は「自分で作り出しているもの」が多々あるのではないかということです。子供が原因ももちろんありますが、親自身が自分で作り出している場合も多いと思うのです。このように言うと批判が出るかもしれませんが・・・

 

もちろん親は「子供のため」を思って注意したり叱ったりすることだと思います。

しかし、子供は1を聞いて1を知ることはまず出来ません。大人の常識は子供には通用しません。1を理解してもらうのにとても苦労したりします。

このジレンマが多くの親にとってとてもストレスになるのです。

 

心の底でこんな風に思うことはありませんか?

  • 親が言っているのになぜ言うことを聞けないのか!
  • 自分が子供に舐められている気がする!
  • 親としての威厳が保てなくなってしまう!
  • 自分に反抗してくるなんて許せない!
  • 自分の思い通りにいかないのが許せない!

私はたまにいくつか思ってしまうことがあります。しかし子育てをしながら日々反省し、子供に対してはまずは自分を捨てようと心掛けています。

子供のためと言いつつ、上記のような思いが強いと大変なストレスが溜まってしまいます。しかしそれは「自分の思い通りにいかない」「自分の思い通りにさせたい」というエゴが作り出したストレスなのかもしれません。

 

 

出産そして子供を育てることはそれだけで凄いこと

今まで家族の一員として存在していなかった人間が、母親の胎内から産まれ、自分でオッパイすら飲めない子が、わずか4、5年である程度の基本的な意思疎通が出来るようになります。

一見みんながしていることで当たり前なことかもしれませんが、私はこれだけでも「母親は凄い」と思うのです。

まさに無から有を作り出しているのが母親です。

ここで何が言いたいかと言うと、子育てにおいて必要以上に力まないことも大切なのではないかということです。

そして子育てで悩み、自信を失うことがあるのであれば、もっと自分は凄いという自信をもつべきたと思うのです。(偉そうなのはNGですが)

要は母親としてのプライドを大切にすべきということです。

「子供を育てているだけで立派」と思えることが少しでも出来れば、先に書いたような「子供を親の思い通りにさせたい」という思いも、きっとなくなってくる気もします。

無能な夫に変な期待を持たなくなるかもしれませんし、夫からの感謝の言葉も欲しなくなるかもしれません。

何より子供にとって母親という存在は、その存在自体がとても重要であり大切な存在だと思います。

離婚裁判でも親の親権が母親に有利なのはご承知のとおりだと思います。

ですので、もし子育てでストレスを多く抱えてしまっていたり、子育てで夫婦喧嘩が絶えないのであれば、このように思うのも一つの対策になるかもしれません。まったくならないかもしれません。

 

 

最後に

相変わらずまとまりない記事かと思います。(もう読み返してチェックはしませんので)

 

私の周りでも子育てでストレスを抱え過ぎる人や、夫婦仲がとても悪くなってしまった家庭が多いです。

なぜ現代はこれほど子育てが難しくなってしまったのか?(昔も問題はあったかもしれませんが今ほどではない気がします)

そのように考えると、親の大らかさや耐久性が低下してる気がします。子供が親の思い通りにいかなくてストレスが溜まるのは、欲しいものを買ってもらえなくて愚図る子供に近いのかもしれません。これは私も自分で言って耳が痛いところです。

 

そして昔から「女性は強い」「母は強し」とよく言われます。

これは必要以上の強さや期待を込めたものではなく、出産、育児をすることが出来る母親の役割自体が凄くて、強いと言われていることではないかと思うのです。

ですので必要以上に子供に期待したり結果を求めるのは二の次で、まずは育てていること自体に自信とプライドを持っていいのではと思います。

私は男性であり父親の立場ですが、この母親としてのプライドを持った女性には到底かなわない気がします。