「しつけ」って都合のいい言葉!子供に厳しく自分に甘い親たち
今日も子育てネタです。嫁を見ていて思ったことですが、自分にも当てはまることは多々あります。それは「子供に厳しく自分に甘い親」ということです。
これって結構当てはまる家庭は多い気がするな。
以外と自分では気付きにくいことではないかと思います。しかし身近な人を見ていれば気付くことなんです。
私の場合の身近な人は嫁さんです。ですのであくまで嫁がどうこうではなく、嫁がきっかけで気付けた部分であります。
「人のふり見て我がふり直せ」ってことです。
子供にだけ厳しくしてません?
子供にある程度厳しくなるのはしょうがないですよね。だってそれがしつけであり教育ですから。
だけど厳しくするだけ、口でうるさく言うだけなら、誰だって出来るんですよ。
バカでもサルでも出来ることです。サルは言い過ぎというか無理ですが、ようは口だけ番長ということです。
ここで嫁さんを引き合いに出すのは申し訳ないのだが、うちの嫁さんは結構子供に厳しいです。
「遊び終わったらすぐに片付けなさい!」
「ゴミはゴミ箱に捨てる!」
「早くご飯食べないと幼稚園に遅刻するよ!」
「お風呂でしょう!」
「ご飯でしょう!」
「寝る時間でしょう!」
これだけ見たら、まあ母親なら当然と思われるかもしれません。いちいち何言っとんじゃこのダメ夫!と言われそうですが、気にしないで下さい。
たしかにこのような「しつけ」は大事です。きちんと教えていかないといけない部分であります。
私が言いたいのは、じゃあ親は実際どうなんだ?やることきちんとやってるのか?
子供のお手本となる言動をとっているのか?
ってことなんです。
実際にうちの嫁さんは、基本こんな感じです。
- ゴミはすぐに片付けない。(そこら辺に転がってる)
- モノもすぐに片付けないからすぐに紛失する。
- 洋服もそこらじゅうに脱ぎっぱなし。
- ご飯中はテレビに夢中になって子供が呼んでも気付かないときがある。
よくもまあ子供に偉そうなことが言えるな~といった感じです。そして偉そうなというのは自分にも当てはまります。私もそういったことが多少あります。
一応嫁さんを擁護しておきますが、上記のこと意外は子供の面倒や家事などもしっかりやってくれています。感謝してます。
さて、こういったことをやんわりと嫁さんに注意というか、注意をすると、決まって不機嫌になります。一応言葉は選んでいるつもりですが、まあしょうがないです。
ちなみに「母親は疲れている」「母親は大変なんだ」「そんな暇すらない」なんていう意見は横に置いておきます。論点がずれてしまいますので。
子供はちゃんと見てるよ
はっきり言って子供は親の背中、いわゆる言動をしっかり見ています。
「しつけ」だなんて都合のいい言葉を使っていますが、結局子供が親によって身につくのは親の言動だと思うのですよ。
親と子供の力関係、上下関係で子供は親の言うことを聞くしかないんです。
だけど親の言うことを聞いて、親の言うとおりに行動したからといって、親のしつけや教育が出来ているわけではないということです。
いくら小さい子供でも一人の人間であり、きちんといろいろ考えたり感じたりしています。でもそれを表現したりするのがまだ未熟だから親は気付かないだけです。そこまで子供を見ていないと言えるかもしれません。
結果的に親のしつけに自身の言動がともなっていなければ、子供は素直に親のいうことは聞きません。
「注意する」→「聞かない」→「更に注意する」
結局どんどん口うるさくなるだけで、力でねじ伏せるしかありません。それを「しつけ」だなんて、なんて都合のいい言葉なんでしょう。
逆に言葉は少なくても、親自身の言動がしっかりしていれば、子供はそれを見てしっかりマネします。
ええ、そうなんです。
だから子育てでなんか上手く行かないな~って思ったら自分を見て他人を見て反省するのもいいかもしれません。
最後に
なんか途中から嫁さんの愚痴っぽくなってしまいましたが、そういうわけではありません。
嫁さんを見て、親って子供に厳しく自分には甘いよな~って思ったからです。そういえば俺もそういうところあるよな~ってです。
こういう家庭って他にも結構いるのではないですかね。
まあ親の言動がともなっていたとして、それでいて口うるさかったら子供は結構つらいかもしれませんね。