空飛ぶ畳

日常の思ったこと、育児・子育や仕事のことなどつらつらと書いていきます。

嘘でもいいから「心に余裕も持つ」という習慣を身に付けたい。焦っても良いことないからね。


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忙しいときというのは、頭や心ばかりが先行して焦ってしまい、結局ものごとがあまり進まないというときがあります。

「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」という思考にいっぱいっぱいになっていまうのです。

 

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「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と思っていると逆に焦ってしまう。

以前にもこんな記事を書きました。

soratobutatami.hatenablog.com

 

忙しさのあまり心に余裕がなくなってしまい、気ばかりが焦ってしまっている状態です。

そんな時は自分の頭の中がパンクしてしまい、心に余裕がなくなり、心身ともに疲労している割には、結局ものごとがあまり進まないものです。

これは悪い流れです。

頭の中はぐるぐると色々なことばかり考えてしまい、思考があっちにいったりこっちにいったりして定まらないのです。

「あれもやらなきゃならない」

「でもこれもやらなきゃならない」

「でも一つ一つ片付けよう」

「あ~でもこんなのに時間かけてる場合じゃ・・」

「それよりもあっちは大丈夫かな?」

「そういえば他のあれも何かしないといけないんだっけか?」

「あ~もうこんな時間か・・」

結局自分では「忙しい、忙しい」と思いながらもほとんど何も進まないことがあります。

そうこうしているうちに時間ばかり経ってしまい、更にどんどん焦ってしまうという悪循環です。

そうすると心に余裕がなくなってきてきます。

すると今度は人は他責に入ってしまうことがあります。

「みんな誰も手伝ってくれない」

「なんでこれを終わらせてくれてないんだ」

「もっとみんな周りを見て頑張ろうよ」

「あいつ気が利かねぇな」

「なんだよみんな自分のことばかり」

「ふざけんなよ何で俺ばかり」

これも人間のサガであり弱さです。

同じぐらいの作業量だとしても、心に余裕があれば、このような他責への思考転換はなかったりするから不思議なものです。

そして淡々と出来ることを進められたり出来るものです。

出来ないものは出来ないという諦めや開き直りも出来るのです。

心に余裕を持ち、諦めや開き直りが出来れば、そこでそれなりの対策も立てられたり出来ます。

つまり、心の余裕、心の持ち方一つで、状況はいかように変わるということです。

このようなことは経験ありませんか?

私は大いにあります。

色々なことが起きると、すぐに頭の中がパンクしてしまい、焦ってばかりいて結局は何も進まなかったということが。

そしてそのことを自分の中で消化できずに、更に焦って余裕がなくなったり、周りの人のせいにしたり、イライラしたりという、自分でも情けない状態がまあまあよくあります。

心の奥底では自分の心の余裕のなさや、自分の未熟さというものをわかっているから、更に落ち込んだりして、というダメダメ悪循環そのものです。

でもやはり、先ほど書いたように「心の在り方」「心の持ちよう」によって、それらの悪循環はいつでも抜け出せることが出来るのです。

出来る出来ないなんていう未来のことは考える必要はありません。

考えることを止めて、純粋に心に余裕を持とうということに労力を注ぐのです。

要は何も考えないように「無思考」を意識することが「心の余裕」を持たせるコツだということです。

まぁそれが難しいし、簡単に出来たらこっちも苦労しません。

言うは易く行うは難しです。

 

嘘でもいいから「心に余裕も持つ」という習慣を身に付けよう。

日々忙しいと思っていたり、何かに追われていると感じたり、 あれもこれもと頭がいっぱいっぱいになっていると感じたら、そんなときこそ「心に余裕を持つ」ということを敢えてしたいものです。

もう嘘でもいいから「そう思い込む」というのも良いかと思います。

しかし、そうは思っていても「頭がいっぱいいっぱい」「そんな余裕がない」というのが実情であり、そんな簡単に心に余裕なんて持てないことでしょう。

そんな時は、上でも少し書きましたが「諦め」や「開き直り」がとても有効になったりします。

「諦め」や「開き直り」といっても、やるべきことや出来ることを放棄しちゃえとか、投げやりになってしまえとか、そういうことでは当然ありません。

そうではなく、出来ることは限られていて、その上でやるべきことはやっているというのが大前提であり、そこから「諦め」や「開き直り」という「やるべきことはやった」「後は成るようになれ」という心境に成れれば良いということです。

これば「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」という色々重なっている状況でも、全てを完璧にこなそうという完ぺき主義は止めてしまえばいいのです。

誰かに任せられるようであれば任せてしまえばいいのです。

たとえ誰かに任せた結果上手くいかなかったとしても、自分は既にいっぱいっぱいだったのですから、感謝こそすれ責任転嫁などはNGです。

あれもこれもやらなきゃという思いでいっぱいっぱいになる人は、基本的に以下のような特徴があります。

  • 完璧主義者である
  • 失敗を恐れている
  • 自分が責められることを恐れている
  • 他人の目が気になる
  • 他人の評価が気になる

こんな人かと思います。

ですので、元々誰がやっても無理なことに対しても、完璧にやろうとしてしまったり、自分に非が向かないように他人を責めたりするということです。

そんな人は、やはり「心に余裕を持つ」ということを意識すべきです。

そして諦めや開き直りです。

「完璧は無理!」

「出来ることと出来ないことがある」

「失敗しても怒られるだけだ」

「今回は色々重なってしょうがなかった」

「全部は無理でもここだけは頑張るか」

などと、決して目をそらす必要はなく、もう淡々と事務的に出来ることをこなすだけで良いですし、このように良い意味で開き直ることにより、「心に余裕」が出てくるものです。

心に少しでも余裕が出てくれば、いっぱいいっぱいであった状況でも、自分なりの対処法が浮かんできたりもします。

「ここは誰々にお願いしてみよう」

「これだけは出来そうだからしっかり頑張ってみよう」

「ここはどうしても無理そうだからもう諦めて謝ろう」

「何を優先すべきかよくわからないから他の人に相談してみよう」

ということも淡々と出来るようになるかもしれません。

後はもう「後は野となれ山となれ」という心境で、その後のことはあまり気にしないというのも「心に余裕」を持たすことに繋がります。

 

最後に

すぐにいっぱいっぱいになってしまう完璧主義者は、ここで言う「心に余裕を持つ」というのは難しいかもしれません。

出来るときと出来ないときもあるかと思います。

しかし、出来る出来ないは別にしても、やはり「もう少し余裕を持たなきゃ」「ちょっと頭がテンパってるな」という自己分析を癖にしておけば、どこかで必ず落ち着くことが可能になってきます。

いっぱいっぱいになっているとき、イライラしているとき、ものごとが上手く進んでいないとき、そんなときは焦らずに一旦立ち止まってみて、そして心に余裕を取り戻すことも参考にしてみて下さい。