空飛ぶ畳

日常の思ったこと、育児・子育や仕事のことなどつらつらと書いていきます。

わんぱくでもバカでも何でもいいから「たくましく育ってほしい」親も子供も。


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一昔前にテレビのCMで流れていたキャッチフレーズに「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」という言葉がありました。

このCMは丸大食品の丸大ハムのCMだったようです。もうすっかり忘れましたが。

 

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子供には「たくましく育ってほしい」と思う

小学校に上がったうちの息子もすっかり生意気になってきました。

これも健全な証拠です。

親心としては常に子供のことは心配であり、「こうなってほしい」「こうあってほしい」「こうならないでほしい」という思いが大小限らずにあるのではないでしょうか。

それは良いときも悪いときもあるかと思います。

  • 元気よくいてほしい
  • 友だちと仲良く出来てほしい
  • 勉強を頑張れるようになってほしい
  • 誰かにイジメられていないか
  • 誰かをイジメたりしていないか
  • 親や先生を困らせていないか
  • 素直に育っているか
  • 優しい子に育っているか
  • 頑張れる子になっているか
  • etc

親の数だけ、子供の数だけ、さまざまな思いがきっとあるかと思います。

私も一人の親として、子供に対してあれこれいつも言っていたり、叱ったり、甘やかしたり、一緒に楽しんだり、謝ったり、誤ったり、後悔したりと色々あります。

また、子供だって一人ひとり違った性格・人格があります。

大人しい子もいれば騒がしい子もいます。

素直で聞き分けの良い子もいれば、やたら言うことを聞かない子もいます。

運動が得意な子もいれば勉強が得意な子もいます。

人の輪に入れない子もいればみんなの輪の中心にいる子もいます。

みんなで遊ぶのが好きな子もいれば一人が好きな子もいます。

親はそんな我が子を見て、一人ひとりの個性を認識しつつも、知らず知らずのうちに自分の価値観で子供にあれこれ言ってしまうこともあります。

これは親の独りよがりでもあれば、親心のひとつでもあります。

しかし、どんな親だろうが、どんな子供だろうが、最終的に親が子供に望むものは「たくましく育ってほしい」ということです。

親が子供に望むものと書いてますが、これはあくまで私の場合ですね。

他の親は知りません。

結局親も子供も関係なく、人の人生とは「その人だけ」のものです。

子供の人生はその子供だけの人生です。

親の人生はその親だけの人生です。

それは共に生きていても。

子供に対して親は色々と口うるさくなるときがありますが、それでもどんな人生を歩むのかは子供が決断していっています。

色々とうるさく言っていても、私が子供に最終的に願うのは「たくましく育ってほしい」ということだけです。

これも所詮親の価値観に過ぎないことだとは思いますが。

しかし、バカでもアホでも、勉強が出来ても出来なくても、異性にモテてもモテなくても、お金があってもなくても、恵まれた人生であろうと惨めな人生であろうと、どんな人生であろうと、たくましく育ってくれさえいれば、きっと何とかなるしどうにでもなると思っているからです。

人の人生の目的は何か?

それはきっと生き切るだけなんだと思います。

勉強が出来ても落ちこぼれることはあります。

お金があっても災難は降ってきます。

周りの環境に恵まれていても潰れる人はいます。

そんな周りの環境に振り回されることなく、バカでも何でもいいから「たくましさ」があれば何とかなるということです。

生まれ持って強い人間もいれば弱い人間もいますが、そんなことは関係ありません。

理由付けなんていくらでも出来ますから。

「たくましく育ってほしい」

そんな風に思う今日この頃です。

 

親だって「たくましく」なろう

子供に対する思いをいろいろと書きましたが、このようなことは親だって同じです。

むしろ親は子供のことなんかよりも自分のことを考えた方が良いとも言えます。

子育てとは子供を育てることではなく、子供を通して親である自分自身を育てているということです。

親が子供を育てるのではなく 、子供が親を育てているということです。

子供をしっかりとした人間に育てたいのであれば、親がしっかりと生きなければいけません。

上でも書きましたが、親だろうが子供だろうが、その人の人生の責任は所詮その人個人だけのものです。

子供が堕落した人生を歩んでいても、親はしっかりとしなければいけません。

子供が超優秀な人間に育っても、親は自分なりの良かれと思う人生を歩めば良いのではないかということです。

子供が何か問題を起こしたとしても、その問題に親として一人の人間としてどう向き合うのかが大切であり、子供は子供で勝手にその問題に向き合えば良いと思います。

このように思うには、やはり親自身も「たくましく」育っていかないと無理な話になっています。

残念ながら今の私はまだまだたくましくも何でもありません。

日々子供と向き合いながら、弱い自分を目の当たりにしています。

子供の問題で頭を悩ましたり心配したり、それで心が右往左往しているんだから、なかなか「たくましさ」なんて実感できません。

もっと「どん!」と構えていたいものです。

親として子供にあれこれ思うことや言いたいこともありますし、実際に言っていますが、心深くでは常に思っています。

「たくましく育ってほしい」

「たくましくなりたい」

と。

でもどちらにしろどんな子供もどんな自分でも好きですけどね。

人は弱い自分を認めつつも、強くなることを目指すべきなんだと思います。