空飛ぶ畳

日常の思ったこと、育児・子育や仕事のことなどつらつらと書いていきます。

大人になって初めて神輿・御輿(みこし)を担いできた。どんな服装をしたらいいのやらと思いながら。


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(※2016/04/18:記事更新)

先週の土曜日、約一週間前ですね。

私の住む地区ではないのですが、友人に誘ってもらい、大人になってから初めて神輿(みこし)を担いできました。

 

まだ子供の小学生の頃に、子供神輿を担いで、アイスを貰った記憶があります。

ちなみに「神輿」も「御輿」もどちらも「みこし」であり、どちらでもいいようですが、ここでは「神輿」で統一します。

 

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さて、私は祭りも好きだし、神輿の「ワッショイ、ワッショイ」的な活気も好きです。

その場にいるだけで心が晴れて、子供のように楽しくなります。

ですが、どちらかというと内気なところもあり、「やっべ!神輿ちょー楽しい!」「ワッショーーーイ!」というタイプでもありません。

去年も誘われたのですが、ついつい断ってしまいました。

 

しかし、去年初めて神輿担ぎに参加した人たちは、こぞって楽しかったと言っており、そりゃー実際にやれば楽しいんだろうなと思いながら、今年は意を決して参加してみました。

あと、参加したもう一つの理由として、子供に神輿を担ぐ親の姿を見せたかったのもあります。

子供の自主性を育てたいのであれば、親がまず自主性を出し、その姿を子供に見せるのはとても効果的であります。

親自身が好きなこと色々なことを楽しむ姿はとても大切なことです。

まぁ一番は何だかんだ言っても、自分が神輿を担いでみたいという衝動にかられたからではありますけどね。

 

神輿を担ぐ服装はどんなのがいい?

神輿を担ぐのは良いとして、気になったのが神輿を担ぐ服装です。

この服装は、その地域などの神輿を担ぐ集まりにより様々なようです。

私の場合の神輿の集まりは、とにかく担ぎ手が不足しており、服装なんて何でもいいという感じでした。

何でも良いと言いながらも、ジーパンなどはもちろん場違いですが、靴などは普通の靴で良いぐらい大雑把な感じです。

誘ってくれた友人も、きっちりキメて行く人もいれば、普段着で来るという人がいて様々でした。

半纏(はんてん)・法被(はっぴ)だけは貸してくれることになっていました。

 

服装は何でもいいと言われても、どうせ参加するなら少しはカッコよくキメていきたいと思いながらも、さてどこまで揃えたものかと悩んでいました。

そこで最低限として、以下の服装だけそろえることにしました。

 

◆股引(ももひき)

「またひき」ではありません。「ももひき」です。

 

 私はアマゾンで以下の股引を購入しました。

 

この股引は、品としてはとてもしっかりした良い商品でした。

しかし、私は失敗しました!

それは「とても暑い!」ということでした。

一見涼しげに見えても実はこの股引は結構暑いのです。

半股引にしておけば良かったと後悔しましたが、時すでに遅しです。

なぜ長股引にしてしまったのか・・・謎です。(暑いのを知らなかったから・・)

長股引が良いのであればこれはおすすめですが、特に服装にこだわりや決まりがないのであれば、短い半股引をおすすめします。  

 

◆足袋(たび)

服装は適当な半ズボンなどでも良いかもしれませんが、足袋(たび)を履くだけでも何となく雰囲気が出るものです。

股引(ももひき)よりも足袋は揃えておきたい感じです。

さて、足袋といってもやはり外で長時間歩けるような足袋にしなければいけません。

注意が必要です。

屋内用の足袋なんて履いていったら足はボロボロになってしまいます。

 

昔のことはよく知りませんが、今は外でも足に負担のかからない、エアーの付いたスニーカーのような足袋があります。 

 

この足袋はまったく足が疲れることもなく、足が痛くなることもありませんでした。

今は便利なものが色々ありますね。

 

私が揃えたのはこの2点だけです。

ハンパな感じの服装ではありますが、なんせ初めての神輿ですから、あまり気合を入れて揃えても「来年はもうやりたくない」となるかもしれません。

私の場合は、服装にはうるさくなかったのでこの程度にしました。

 

ただし、神輿の服装については、やはりその集まりにより決まりがあったりする場合もあるそうです。

  • 股引(ももひき)や足袋(たび)の色は「白」または「黒」でなければいけない。
  • 股引(ももひき)は長ズボンでなければいけない。
  • 褌(ふんどし)でなければいけない。

などなどです。

 

他には、腹掛(はらかけ)(どんぶり)

 

ダボシャツ

 

場合によっては、腹掛けやダボシャツなどもきっちり着用しなくてはダメということもあります。

初めての神輿に参加する場合、服装の確認は事前にしておくべきでしょう。

 

 

神輿ちょー重い、けど気持ちいい

さて、自分の楽しみ7割、子供に見せたい3割ぐらいの思いでいた神輿ですが、息子は神輿よりも友達と遊んだり、祭りに興味が一杯で、神輿の出発と共に母親とどこかに行ってしまいました。

(ちっ!この野郎~!)

などと思いながらも実際は子供どころではありませんでした。

 

「神輿ちょー重い!」

わかってはいましたが、やはり凄い重いです。

今回担いだ神輿は古い神輿で、他のモノよりも重量がある神輿だそうです。

大半の人は神輿経験者でありましたが、開始5分後ぐらいにはほぼ全員汗だくでした。

そして、交代要員がたくさん居ればいいのですが、今回はほとんど交代要員はいませんでした。担ぎっぱなしです。

 

重い、辛い、しんどい、暑い、

しかし何とも清々しい気持ち良さがそこにはありました。

声が枯れるほど大声を出し、思いっ切り汗をかき、体全体で神輿を担ぐ。

休憩の度にビールで水分補給をし、地域の差し入れで疲れを癒し。

あー参加して良かった。楽しいな~っと。

 

神輿を担いだ後は、みんなで打ち上げを行い、その後出発と同時に即効で消えた妻子と合流し、祭りを満喫してきました。

 

来年もまた参加したいし、他でも機会があればぜひ参加したいと思う(実は既にもう他地区でも誘われている)、そんな良い神輿デビューの一日でした。

この記事を読んだ方も、もし神輿を担ぐ機会があればぜひおすすめです。楽しんだもの勝ちです。

 

ちなみに次の日は、肩は真っ赤に腫れ上がり、激しい筋肉痛が襲ってきました。

神輿を担ぐ際に肩にタオルなどを置いておけば、まだ少しは痛みは和らぎます。

無理せず、適度に力を抜きながらが良いようです。