【スマホ依存症】スマホが手放せないは危険な状態!リアル社会に弊害をもたらす。
昔から、そうスマホが主流になる前の携帯時代でも騒がれることが多かった【携帯依存症】。
スマホが主流となった今日では、その機能の充実さなどから携帯依存症の非ではないほど、当然の如く【スマホ依存症】がどんどん深刻化しています。
そこには単なるスマホだけが原因ではなく「Twitter」や「LINE」「Facebook」などのSNS、他にはゲームなども多くの要因が含まれています。
いつも朝ギリギリで出社する私は、約半年に一度ぐらいの割合でケータイ(スマホ)を家に忘れることがあります。
遅刻を取るかスマホを取るか・・・
ではなく、気付いた場所から「どのくらい歩いて戻らなくてはならないのか」で判断します。
朝っぱらから少ない気力と体力を消耗するわけにはいきません。
大抵やむなくスマホを家に留守番させるわけですが、こんな時に気付くのが、意外にも私は「スマホが手元になくても平気だな」ということです。
どうやら「スマホ依存症」ではないようです。
まぁ私はTwitterはブログ用で使用している程度ですし、LINEもFacebookもやっていないのでそんなもんです。
【スマホ依存症】かどうかをチェックしよう
スマートフォン依存症(通称:スマホ依存症)
何も今に始まった社会現象というわけではありません。
スマホの普及により便利な世の中になり、様々な分野で効率的に実用されているのも確かですが、スマホ依存症による弊害が年々深刻化されていることは間違いないようです。
主に深刻化されているスマホ依存症の現象とは以下のようなことでしょうか。
- 学校や仕事中でもスマホがないと落ち着かない
- 誰かと会話中でもスマホを見てしまう
- 車や自転車の運転中にもスマホをいじってしまう
- 歩きスマホで人によくぶつかってしまう
- 入浴中もスマホが手放せない
- 夜遅くまでスマホをいじって睡眠不足に陥る
- スマホの見過ぎで人体に影響を及ぼしている
- 数分おき数秒おきにスマホ(主にSNS)が気になってチェックする
- 通知も何もきていないのに通知が着たと錯覚してしまう
- もしスマホが故障もしくは紛失したらパニックになってしまう
もしこのような項目に「一つ」でも当てはまるとしたら、それは「スマホ依存症」。
かどうかはわかりませんが、一つ当てはまるとしたら大抵ほとんど当てはまることでしょう。
スマホのやり過ぎといっても、それが「依存症」でなければ、さほど心配しなくてもいいかもしれません。
もちろん注意は必要ですが。
仕事の効率化や必要な連絡手段、調べ物やリサーチなど、スマホは今や欠かせない社会ツールでもあります。
仕事や必要な状況での使用、もしくは暇つぶしなどであればいいのですが、これが常に最優先されてしまい、メリハリもなく優先順位を間違えていると、それは立派な「スマホ依存症」です。
【スマホ依存症】がもたらす弊害
まずは健康面の弊害です。
夜寝る前の遅くまでのスマホいじりは、当然ながら睡眠不足に陥ります。
特に寝る前にスマホなどの画面を見ていると寝れなくなるとも言われています。
その結果、更に遅くまでスマホを見てしまうという悪循環が生まれます。スマホをいじりながら寝落ちしてしまうのはある意味ラッキーかもしれません。
続いて、スマホのやり過ぎによる「頭痛」「神経痛」などです。
このブログの以下の記事は検索流入から日々多くのアクセスを集めています。
左後頭部の頭痛が増えている。左後ろの頭部に「ズキ」っとくる原因。 - 空飛ぶ畳
スマホやパソコンのやり過ぎに注意!「ストレートネック」からの頭痛が急増! - 空飛ぶ畳
上記の記事は実際に私がなったスマホの見過ぎによる「ストレートネック」や「左後頭部神経痛」の内容の話です。
さて、健康面や歩きスマホなど、危険な面はたくさんありますが、表面化しやすいのがまだ救いでもあります。
やはり「スマホ依存症」により一番問題視されているのは、主にSNSやゲームなどへの依存です。
TwitterやFacebook、LINEなどのSNSを使用していることにより、常に誰かしらとの交流がないと不安でしょうがないという状況です。
このSNSなどの交流の依存は「承認欲求」や「仲間外れ」「孤独感」の表れでもあります。(あくまで依存症の場合です)
- 常に返信など相手のことが気になる
- 相手に嫌われないように返信やコメントや「いいね!」などに気を配り過ぎている
- 自分が周りから取り残されないか常に不安な気持ちでいる
- 誰からも反応がないと不安でしょうがない
- SNS上での友だちや「いいね!」などが自分の欲求を満たしてくれて、それがコミュ力や自分は人気者という思いがある
SNSも上手に活用すれば、立派なコミュニケーションツールであるし、必要な情報源にもなります。別にそれらを否定するつもりはさらさらありません。
ただそれらが「仲間外れにされたくない」「誰かとつながっていないと不安」「承認欲求が強い」などというとかなり危険な症状です。
何が怖いかというと、SNSなどは当然相手が実在するものですが、実際に会ってコミュニケーションを取るということでないと、それはバーチャルな世界に近いものがあります。
会っていようがいまいが、相手を大切にしたり思ったりするのは大事なことではあります。
しかし極端な話をすると、相手が目の前に居ないスマホなどの場合、実際にあなたが相手をしているのはスマホという「端末」「機械」でもあります。
相手が目の前に居なければ、文字などによるやり取りから相手の思いを「想像」してやり取りすることになります。当然の話ですが。
それはそれでいいのですが、そこに先ほど書いた「承認欲求」、「孤独感」や「仲間外れ」などの不安・恐れの心境が入りこんでくると、それは「想像」ではなく「妄想」に発展してしまう恐れがあるということです。
人間とは弱い生き物であるので、この「妄想」がマイナス面に働くことが多々あります。
また、ネット上では相手が目の前に居ないだけに、大胆な言動に出やすいものでもあります。
中高生や大学生など若者の間でも、「いじめ」「仲間外れ」「誹謗中傷」などが、上記などの理由により、以前から今現在も社会問題にもなっています。
社会経験の浅い若者、とりわけ十代の子供などは、当然ながら経験や思考、想像力が未熟な部分がありますから、このような問題に発展しやすいです。
とはいっても昨今の大人も似たようなものです。
同じようにネット上での人間関係に心を奪われたり。
子供と一緒に出掛けていたり、家で一緒にいながらも、スマホばかりをいじっている親は結構多いのではないでしょうか。
仕事中にスマホばかりいじっていたり、喫煙所やトイレにこもってスマホばかりしていたりなどもよくあります。
大人がこんな状態でありますから、「子供だけ」にやれ制限だなどと言っても逆に大人への信頼がなくなるだけです。
さてさて、長々といろいろ書きましたが、このように「スマホ依存症」というのは、リアル社会(スマホをバーチャルと過程した場合)という目の前の相手とのやり取りがおろそかになってしまう傾向があります。
- 仕事や勉強がおろそかになる
- 相手と顔を合わせたコミュニケーションが減る
- 恋人間でのコミュニケーションが減る
- 夫婦間、家族間でのコミュニケーションが減る
- 目の前の相手なんかどうでもいい、それどころではない
ネットでいろいろ検索してみると、「セックス中にもスマホをいじる」「スマホ依存症による離婚」なども増えているようです。
総合的にリアルでのコミュニケーションより、きっとスマホをいじっている方が何かと人間関係が楽なのかもしれません。
しかし、いくらゲームにのめり込んでもリアル社会に弊害をもたらしたら問題なのは言うまでもありません。
SNSやブログなどで、良い関係を築いたり人気を得たりしても、リアル社会では「コミュ章」であったり人間関係や信頼関係が悪化したりすれば、それは得るものよりも失うものの方が大きいはずです。
アルコール依存症、たばこ依存症、ギャンブル依存症、買い物依存症 、いくらでも種類はありますが、やはり「依存症」とは恐ろしく、そして自分では気づきにくいことも怖いところです。
その中でも【スマホ依存症】は、気軽に誰でも(子供でも)、簡単に陥りやすいというところに、より「危険」が潜んでいるということです。
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