空飛ぶ畳

日常の思ったこと、育児・子育や仕事のことなどつらつらと書いていきます。

様々なパターンを想定する。何事も想像力が大事 - 3歳子供の転落事故


スポンサードリンク

 

昨日、ネットでニュースを見ていたら「姿見えなくなった“ママ”追っかけ…「3歳」男児がマンション6階から15メートル転落」という記事を見かけました。

このような子供の事故は悲しいことに決して珍しいことではありません。

 

f:id:himuka14:20150107005653j:plain

 

このニュースの元記事はこちらです。(もう消えていますね(汗) )


Yahoo!ニュース - 姿見えなくなった“ママ”追っかけ…「3歳」男児がマンション6階から15メートル転落 (産経新聞)

 

以下、引用です。

同署の調べでは、30代の母親が外出しようとしたところ、男児がぐずったため母親は男児を室内に残して玄関の扉を閉め様子をうかがっていた。
男児の泣き声が聞こえなくなったため、室内に入るとリビングの腰高窓が開いていたという。
窓は床から約90センチの高さにあるが、窓の下にソファがあり、同署は男児がソファに登って窓を開け、母親を捜そうとして外をのぞき込み誤って転落したとみている。

幸いにして重傷ではあるが、とりあえず大事には至らなかったようです。

 

冒頭でも書きましたが、このような小さい子供の事故は決して少なくなく、たまにニュースで見かけることがあります。

 

この記事を読む限りでは、決して子供を置き去りにしようとか、過度のお仕置きをしようといった感じはしません。あくまで愚図った子供に対して一呼吸置こうとした、よくある光景であると想定します。もちろん実際にはわかりませんが。

 

小さな子供というのは、大人の常識では図れない「行動」を取ることがあります。

  • 「まさかその場所に行くとは思わなかった」
  • 「そこによじ登れるとは思わなかった」
  • 「しっかり注意したはずなのに」
  • 「自分の近くに居ると思った、一人で居なくなると思わなかった」
  • 「道路に飛び出すとは思わなかった」
  • 「誰かが見ていると思った」

もうキリがないくらい、様々な場面があります。

 

このようなことは、いくら気を付けていても防げないことが多々あります。

元記事の事故も、母親からしたら、まさか窓から自分を探すなどとは思わなかったと思います。

 

しかし、中には「想像力の欠如」により、未然に防げるようなことも防げない事故も多いと思います。

ここで思うのは、如何に「想像力」「あらゆるパターンを想定」といったことを見つけられるかということです。

何か起きてから「~思わなかった」「~すればよかった」「なんで気を付けなかったのか」などと言っても後の祭りです。

元記事に対しても、「なぜ窓の下にソファを置いているのか」「窓には鍵が閉まっていなかったのか」「わざわざ玄関の外に出る必要はあったのか」、このようなことは後付ならいくらでも言えます。

普段は”たまたま”事故が起きなかっただけで、一歩間違えれば自分も同じような事故を起こしているかもしれない。そんな場面はたくさんあるはずです。

 

出来るだけ悪いパターンを想定する

やはり、日頃どれだけ様々なことを想定できるか。に限るかと思います。

これらは一朝一夕で身に付けられるものではないかと思います。

ですので、常に様々なパターンを想定する「クセ」を付けることが必要ではないでしょうか。

そして、パターンを想定するには「自分に置き換えて考える」ことが大切です。

  • もし自分が相手の立場であったら
  • 自分が小さい子供だったら

他には、自分の経験がない知識や情報を取り入れることも大切かと思います。

  • 小さい子供はどんな行動を取ることがあるのか?
  • ある状況に置かれた人はどんなことを考えているのか?
  • その時、その場によってどんな心境や行動パターンがあるのか?

 

様々なパターンを想定することは、このように意識を持つことによって得ることも出来ると思います。

しかし、やはり人によって得手不得手もありますし、そのような思考を持てる性格もあると思います。

想定するにしても、男女性別や年齢などによって、想定パターンが偏ることも当然あるかと思います。

 

こんなことを書いていますが、私もあらゆるパターンを想定する「想像力」といったものは、まだまだ弱い部分です。

しかし、元記事のニュースに限らずですが、このような事故を未然に防ぐには、やはり常日頃の想定パターンを想像していくことが大切です。

少しでも事故を起こす確率を減らすために。