人の悪口や愚痴などのネガティブ発言はより悪い方向へと導く
よく言われていることではありますが、仕事上においても、家庭内においても、いわゆる人間関係の中で「人の悪口」や「愚痴」などのネガティブ発言は、自分の運気を下げる方向に向かいます。
なぜならば、人の悪口や愚痴といったものは、得てして「人のせい」「自分は悪くない」といった傾向にあります。
多少の愚痴程度であれば、心がすっきりして済む話かもしれませんが、これが長引いたりクセになってしまうととても厄介なものになってしまいます。
悪口や愚痴は際限がなくなる
人の悪口や何かに対する愚痴といったものは、出そうと思えばいくらでも出せます。
それは自分の都合に合わせて取って付ければいくらでも理屈(へ理屈)が付け加えられるますからね。完璧な人間なんてどこにもいませんから。
- あいつはホント仕事が出来ねぇな~
- 自分ばかり忙しくて他はみんな楽しやがって
- あいつらよりも俺の方が頑張っているのに
- なんで俺ばかり評価が低いんだ
- あいつのこんなところが気に入らない
- 私は一生懸命やっているのに誰も褒めてくれない
- なんで自分ばかり嫌われるの?
このように人の悪口や愚痴なんてものはいくらでも出てきます。
確かに今現在自分の置かれた状況が、辛い状況であったり、人間関係に恵まれていない場合には、このように愚痴などが出るものだと思います。
私なんかもよく言ってます。
しかし、何がいけなくて何が怖いかと言うと、このような愚痴や悪口が多くなってくると、知らず知らずの内にクセとなってしまい、際限なくエスカレートしてしまうことです。
悪口や愚痴を言ってしまう特徴
悪口や愚痴がクセになってしまう人の特徴としては、以下のような心理があります。
「自分は悪くない自分をもっと認めてほしいなどの承認欲求や不満」
「他人への恨み妬みなどの嫉妬」
このような心理状態が性格として常に染み付いている人は、常に悪口や愚痴を言っているものです。
普段はそんなことはないけれど、辛い状況に置かれてしまった人も、きっと上のような心理状態が働いているはずです。
人間は弱いものですから、このようなことはよくあるものです。
しかし、この時の心理状態は「問題を解決する」といった前向きな状態ではありません。
むしろ、問題を良くしよう、もっと自分を向上させよう、といったことよりも、何とか自分を肯定させる方向に他力で持って行こうとする、逃げや現実逃避の心理状態です。つまり後ろ向きのネガティブ発想です。
このような心理状態は「承認欲求」や「嫉妬心」からなので、軽く愚痴ってストレス発散程度であれば良いのですが、下手をすると徐々に性格がひん曲がってきてしまいます。
自分が仮に人の悪口や愚痴などが多くなってくると、物事や運気は悪い方向へと向かいます。
そんな自分を戒めてくれたり慰めてくれる優しい人に恵まれればラッキーですが、そうでなければ徐々に周りの人は離れていってしまうものです。
ここで思い出したのですが、似たような記事を書いていました。
会社で部下の愚痴や文句を言う上司には近づくな! - 空飛ぶ畳
誰だって人の悪口や愚痴ばかり言う人と接すると、何とも気分が萎えてしまうものです。
最初の内は愚痴ぐらい黙って聞いてあげていても、それがいつまでも続くようだとこちらの心が荒んできてしまいます。
そうすると当然人は徐々に離れていってしまいます。
人が離れていって初めて気付くことが出来れば、まだ幸いなのかもしれません。
しかし下手をすると負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。
やはり普段の注意心掛けが大事
最初は軽い感じで発していた言葉(愚痴)も、知らず知らずの内にどんどん増えていってしまい、クセになってしまっているかもしれません。
気が付いたら、周りの人たちは離れ、何もかも上手く行かなくなってしまった・・・
そんな状況になっているかもしれません。
これは本当に恐ろしいことです。最初は軽いノリだったのに。
やはりそうならないためにも、普段からの自分への注意掛けがとても大切になります。
最近愚痴や文句が増えてきたな~と感じたら、まずそのような言葉を発することに注意すべきであり、問題は何なのかをきっちり切り替えることが出来れば良いですよね。
そのように前向きなクセを付けられれば幸いです。
最後に
まぁ「言うは易く行うは難し」と言うやつですかね。
私も当然、不平不満の愚痴オンパレードが続く時期が来ます。
言葉で発しなくても心はそのこと(不平不満)で埋め尽くされている状態です。
少しでもその状態がひどくなってしまうと、なかなか抜け出せられなくなってしまうものです。
私はその場合、あの手この手を使って、何とか引き離そうとします。
必要であれば会社もサボります。
時が来れば自然と言わなくなってくる程度なら良いのですが、どっぷりハマると本当にネガティブ心理状態は恐ろしいものです。