人生は先を見ると長いと感じるが振り返ると短いと感じる。だからこそ今現在を大切に。
2014年。今年も残すところ後1週間と少し。
年の瀬のこの時期などは、特に1年があっという間に過ぎてしまうことを痛感する。
人生は長いと感じるか短いと感じるか
人生、人の一生とは、「長い」と感じる人もいるが、「短い」と感じる人もいる。
当たり前のことであるが、それは人それぞれの日々の過ごし方、過ごした年数、現在の状況によって様々に感じることである。
ただ、基本的に人は、過去を振り返るか、未来を見据えてか、によって、長い・短いと感じる感覚が違うのではないかと思うのです。
それは、「過去を振り返った時には短く」感じ、「先(未来)を見据えると長く」感じるのではないだろうか?
もちろん現在の自分の年齢によっても、その感じ方には差があると思うが。
よく「歳を取る毎に年々時間が経つのが早く感じる」といったことを聞くし、私もそれはそう感じてしまう。私は現在アラフォーの年代であるが、10代・20代の頃に比べると恐ろしく時間が経つのを早く感じる。
これは先に述べた「過去を振り返った時には短く」感じ、「先(未来)を見据えると長く」感じるといったことだと思う。
振り返る過去が長ければ長いほど、先(未来)が段々短くなっていくほど、「長い」「短い」の比率が変化していくことだから。
やはり10代など、まだ学生の子供の時期の場合は、そうそう過去など振り返らないような気がする。少なくても私は「現在」と「未来」しか見ていなかったと思う。
その場合は人生は長いと感じるか、または何も感じていないか、であって、少なくとも人生は短いと感じる人は少ないのではないだろうか。
逆に50代・60代(40代も?)ぐらいになると、先(未来)を見ないわけではないが、「死」というものを実感せざるを得ない年頃になってくる。そして過去を振り返る(思い出す)ことの方が多くなってくるのではないだろうか。
このように考えると、「歳を取る毎に年々時間が経つのが早く感じる」というのもわかる気がする。
今日の記事で何が言いたかったかというと、やはり「人生は短い」「人生はあっという間」であるということ。
そして、だからこそ「自分の人生を全うする」ことを目指すべきであるということ。
人は必ず歳を取っていく。そうすると上で書いたように過去を振り返ることが多くなるし、あっという間の短い人生を感じるようになる時がくるはずである。
その時に、どれだけ人生を全う出来たか? 完璧ではなくとも自分で納得のいく人生であったか? などが重要になってくるのではないかと。
要は自分の人生に後悔があるのかないのかということです。
では、自分の人生を全う出来たかどうかを感じるためには?
これは十人十色であり、人それぞれ自分で感じるべきものではあります。
ただ、私の意見としては「今」「現在」を大切にしているかどうかで決まるような気がします。
別に
- 大きなことを成し遂げたか
- 社会的地位を手に入れたか
- 大きな財産を手に入れたか
- 裕福な生活を手に入れたか
- 自分のやりたいことをやってきたか
このようなことは全く関係ないかと。もちろん向上心は大切だけど。
そうではなく、自分の今現在置かれた状況の中で、どれだけ時間を大切にし、自分なりに一生懸命に生きているかということ。
世間の言う「勝ち組」なんてものは関係ないし、陰日向(かげひなた)も関係ないです。
やはりアラフォー年齢になってくると、人生の短さを痛感すると共に、若干の焦りも感じることがあるのです。
そしてもっと時間を大切にしないとな~と。
こんな風に思い感じる今日この頃です。
最後に
人生80年と考えると、私は折り返し地点ぐらいの位置にいます。
まぁ80年も長生きできる気はしませんが。
そう考えて人生60年と考えると後僅かな感じがしますね。
こんな風に感じてしまうのも、やはり「俺も歳を取ったな~」ってことでしょうか。
子供の成長を間近で見ているせいかもしれません。