心のゆとりが物事をスムーズに進める。心にゆとりがないと大抵上手くいかない。
わかってはいるが、なかなか持てない「心のゆとり」。
人それぞれ大なり小なりの悩みや苦しみ、葛藤などを持ちながら、ストレス社会を生きています。
昔の世の中もきっと同じであったとは思うが、昨今の世の中は何とも心にゆとりが持ちづらいせわしい感じがします。
「心にゆとりを持ちづらい世の中」
そのように思うのは、私が昔に比べて心にゆとりが無くなってきているからかもしれません。
心にゆとりが無くなると上手くいかない
心にゆとりが無くなる原因としては、千差万別人それぞれいくらでもあります。
許容範囲も人それぞれでしょう。
- 人間関係の悩み
- お金の悩み
- 仕事の悩み
- 夫婦の悩み
- 子供の悩み
- 家族の悩み
- 恋愛の悩み
- 将来の不安
どんな悩みであれ、心にゆとりがないと、その物事は大抵上手く進みません。
仕事が上手く行かず、成績が一向に上がらない、上司にいつも怒られている、このような悩みは社会人であれば誰もが経験する悩みです。
そんなとき、ついつい心のゆとりが何処かに行ってしまうときがあります。
「何とか次こそは成績を上げなければ」「また怒られる目に会いたくない」「無能な人間だと思われたくない」
次こそは・・・、早く挽回を・・・、繰り返したくない・・・
このように思えば思うほど、焦っていくばかりです。
そして心のゆとりはどんどん減っていってしまいます。
心のゆとりが無くなっていくとどうなるか?
- 集中力がなくなる(注意散漫になる)
- 視野がとても狭くなる
- 優先順位(大事なポイント)がわからなくなる
- 大事なことが耳に入らない
- 心身ともに疲労する
これでは次こそは挽回と思っていても上手く行くはずがなくなります。
それどころかますます悪循環に陥ってしまうのは目に見えています。
子育てに関しても心にゆとりが無くなることは多いです。
親の世話なしでは生きてはいけない乳幼児、親の思い通りに動いてくれない幼少期の子供など。
それでいて、旦那の世話や家事全般、仕事などもこなさなくてはならない。
心にゆとりが無くなれば、これまた悪循環に陥っていきます。
- 子供に怒ってばかり
- ヒステリックになる
- 家族に優しく出来ない
- 夫婦喧嘩が増える
- 周りに助けてもらうことが出来ない
- 心身ともに疲労する
このような心にゆとりが無くなる事象というのは、決して本人のせいと言うわけではありません。
他にも様々な要因があることでしょう。
原因がどうこうという話ではなく、心にゆとりが無くなってしまった場合は、まずゆとりや余裕を取り戻すことが最重要ではないかということです。
「そんなのわかっちゃいるわい!」
となりそうですが、意外と「心にゆとりを取り戻そう」とする意識は薄いのではないかと思うのです。
私なんかもそうです。
心にゆとりを持つことで上手くいく
心にゆとりを持つ、余裕を持つ、などの方法はよくわかりません。
というより人それぞれでしょう。
好きなことをやってストレスを解消する。
しっかり休息を撮る。
飲みにいったり、カラオケにいったり、運動したり、読書をしたり、散歩をしたり、など。
それはそれで良いのですが、まずは自分自身の「心にゆとりが無いこと」を自覚するです。
悪循環に陥ってしまう人は、心にゆとりが無いことを自覚できていない場合が多々あります。
余裕がないのだから当たり前と言えば当たり前なんですが。
自分で自覚する頃というのは心身ともに疲労しきっているときです。
この自覚する段階が早ければ早いほど、悪循環の脱出は容易になります。
ではどうすればいいか?
それは常に自分の心の状態を意識するしかありません。
心を意識するのが苦手なために心にゆとりが無くなります。
苦手なことを克服するには反復が一番です。
「なんだそりゃ?」
と思うかもしれませんが、常に自分の心の状態を意識するクセを付けることにより、自分の心の状態が把握しやすくなります。
「あ~ちょっと余裕が無くなってきてるな」
と早い段階でこのように気付き、早めに心のリフレッシュに努める人は意外と少ない気がします。
(もちろん早く気付いても対処出来ない環境にいる場合もあります)
自分は今イライラしている、怒っている、悲しんでいる、などの感情はもちろん自分でも気づいていることでしょう。
しかし感情に心が支配されていると、ゆとりが無くなっていることに気付かないものです。
喜怒哀楽の感情が優先されてしまうからです。
心のゆとりは感情とは別物だと私は思っています。
ですのでそのゆとりを常に意識することにより早期対処を促すことが最重要ではないかと思う次第です。
さて、心にゆとりを持つ方法は人それぞれだと上で書きましたが、自分なりのリフレッシュも大切ですが、「開き直る」こともとても重要だと思います。
心にゆとりが無くなる原因の一つに、「完璧性を求める」「周りの目を意識し過ぎ」「自信過剰」などがあるのではと思います。
つまり、自分や周りの人に過剰に期待をしているということです。
そしてジレンマに陥り物事が上手くいかないストレスから余裕が無くなっていきます。
この「自分や周りの人に過剰に期待」という思いを捨て、失敗や恥を恐れない「開き直り」を持つことが心にゆとりを取り戻す一番の方法ではないかと思います。
「どうせ自分は大した人間じゃない!」
「自分に出来ることだけ頑張ろう!」
このように思えたら最高です。
そうすれば自ずと物事は良い方向に進むのではないでしょうか。