「結婚式をするかしないか」について。神社で神前式もいいもんだよ。
ブログネタがないわけでもなくもないですが、ないので「結婚式をするかしないか」という旬のトピックに便乗します。
結婚式をするかしないかはどうぞご自由にですが、やはり結婚式は良い思い出です。
結婚式と言えば教会・チャペルなどが今だ根強い人気です。やはり花嫁さんのウェディングドレスやあのきらびやかな教会などが魅力的なのでしょう。私も知人の結婚式は全て教会式でしたが、あの雰囲気はとても好きです。
しかし、神社での神前式もとても良いものでした。
神社で神前式もいいもんだ!
神前式とは神社で行う、日本なじみの挙式です。
私は日本の「和」が大好きで、結婚式をするなら神前式がいいと思っていました。
嫁が教会やチャペルでの挙式が言いといえば止むを得なかったのですが賛同してくれて良かったです。
ドレスは披露宴でも着れますしね。
晴れ晴れした外での挙式
私の結婚式は、春になりたての桜が咲き始めた頃に行いました。
外はすっかり春の陽気。
雨が降った場合は、正門から参道を歩くことは出来ずに、少しずれた屋根のある道を通ります。雨であればしょうがないと思いながらも見事に天気に恵まれました。
神社は都内にあり、境内の桜も咲き始めた頃で、多くの参拝者がいました。
神前式の挙式は当然貸切なんてありません。
多くの参拝者の居る中、雅楽(ががく)の音色が神社を包み、親戚一同で並びながら正門にスタンバイ。
そしてたくさんの注目を浴びながら、ゆっくりゆっくり本殿に向かいます。
この本殿まで歩く間が私はとても心地よかったです。天気も良く、全く知らない参拝者からの小さな声での祝福の言葉も耳に入りました。
そして参拝者が本殿でお参りしているほぼ目の前で、祝詞奏上や三献の儀(三三九度)などの儀式を行ったのは良い思い出です。
ちなみに嫁さんは白無垢は着てません。どうもしっくりこなかったようで、黒の振袖でした。私は黒の和装がびっくりするぐらい似合わなかったので白にしました。逆にそれがとても良かったです。
神前式のよくある疑問
まぁよくあるのかどうかはわかりませんが、私も神前式をするにあたって気になったことです。
【挙式費用】
一般的には基本料金的なものは教会式よりも費用は安いと言われています。
ただ神社や教会によるかと思います。結婚式なんてちょっと何かを付ければ一気に費用がかさみますからね。
【儀式作法】
実際にやるまではちょっとビビッてました。儀式の手順を覚えれるかどうか?と。
いつ立つの?いつ座るの?ってところから、三献の儀(三三九度)、誓いの言葉(大勢の前でちょい長めの言葉)、玉串奉奠(たまぐしほうてん)などなど。
私は一回だけリハを数日前にやりました。当然全てを覚えるなんて無理です。
無茶言うな!です。
でもそれでもなんとかなります。
【指輪交換】
指輪交換は普通に出来ます。神社にもよるかもしれませんが、大抵出来るのではないでしょうか。
【参列は親族だけ】
これは今は神社によるかもしれません。私はもともと親族だけの挙式でしたので。
一般的には親族しか参列が許されなかったそうです。今は神社により可能なところもあるとかないとか。
結婚式はするかしないか
冒頭でも書きましたが、結婚式は二人で決めればいいことです。費用だって決して安いものではありません。というよりぼり過ぎ!(だって少し花を増やしただけで5万アップとか小突きたくなりました)
それに結婚式とは当然二人のものでもあります。二人の結婚の儀式ですので。
しかし私たちは「両親のため」という思いもありました。
よく結婚式では友人・知人で盛り上がり、親族類の方は静かに見守っているケースがあります。まぁそんなこともないかもしれませんが・・・
特に二次会などではなんとなくそっちのけで放って置かれるイメージがありました。そんなこともないかもしれませんが・・・
そのような思いもあったので、自分たちが主役ではあるけれど、親も半分主役で居てほしいという思いもあり、親族だけの結婚式にしました。
ええ、別にお金がないからとか・・・、呼ぶ友人が居ないとか・・・
決してそれだけでは・・
そういう意味でも、「結婚式をするかしないか」という話であれば「親のため」という要素もあってもいいのかもしれません。
結婚とは二人だけのものではなく、両家のつながりを意味することでもあるからです。
最後に
この記事を書いていて、結婚式も良いよ~的な発言をしておきながらなんですが、
結構覚えていないです!
たったこれだけの記事でも時間をかけて思い出しながら書いています。
ただ、やって良かった思いはとてもあります。
しかしなんと言ってもやっぱり費用が高いです。
この費用捻出のために両親含め苦労したり、結婚後の生活が苦しくなる人もいるかと思います。その結果喧嘩したりしたらそれこそ本末転倒です。
式だけであればいつでも出来るし、本当にささやかな形式だけの式でもいいのではないかと思うのです。
無理のない自分達流の結婚式でも十分かと。