空飛ぶ畳

日常の思ったこと、育児・子育や仕事のことなどつらつらと書いていきます。

お片付け出来ない子供をその気にさせる方法


スポンサードリンク
 
小さい子供で苦労することの一つに「親の言うことを素直に聞いてくれない」があります。
今日はその中でも「お片付け」について語りたいと思います。

 

何度言っても聞かないとき、そういうときはつい声を荒げてしまいますよね。
いい加減早く片付けなさい!
もうオモチャ捨てるわよ!
晩ご飯抜き!
 
まあたまに怒ることはいいのですが、怒って言うことを聞くようになれば苦労しません。
そもそも私は怒ることはありますが、怒って言うことを聞かすのはあまり好きではありません。
怒ることと言うことを聞かすことは別だと思っているからです。
あくまで自発性を促すことが本当の教育ではないでしょうか?
ではないでしょうか?
 
では怒らずに子供に片付けをさせるにはどうすればいいか?
その方法を上げていきます。
これは男の子や女の子、性別や性格によって効果は異なると思います。つまりどれが誰に適しているかはわかりません。
 
 

一緒に片付ける

定番の対象法ではあります。
子供に片付けなさいと言っても聞かない場合は、親が一緒にお片づけをします。
「一緒に手伝ってあげるからお片付けしようね~」なんて甘い声で片付けを促します。
これは定番であるだけに効果はあります。
子供はお片付けは面倒くさいけど、ママやパパが手伝ってくれるなら「うん!一緒にお片付けする!」となります。
これは片付けというよりは、親との共同作業という認識になるからです。嫌な片付けも親と一緒に何かをするという風に思わせるのがコツです。
ただそう思っているのは親だけで、子供は「そこまで言うなら片付けてやるか~」と思っているかもしれませんが・・・
但しこの一緒にお片付けを頻繁にやってしまうと、親が手伝わないと片付けられない子供になるかもしれません。ならないかもしれません。
 

片付けの競争をする

子供って競争とか勝ち負けとか意外と好きですよね。
競争という行為になんとなく「わくわく感」が沸いてくるのかもしれません。大人だってそういうことありますよね。
そういった感情を有効に使います。
これもようはお片付けというよりは、遊び感覚で作業をするといったところです。
「どっちが早く(多く)片付けられるか競争だ~!」
「よーいドン!」
「それ~ママの方が早いぞ~」
的な
そんな感じです。
 

親が楽しそうに片付ける

片付けは面倒くさい作業だ!と思わせないようにするのです。子供だろうが大人だろうが、面倒くさいものは面倒くさい。嫌のものは嫌なのである。そういったことを早い段階で思わせないようにして、片付けというのは実はそんなに嫌なことではないんだよ~と教えるのです。
「お片付けちょー楽しい♪」
「こうやったらきれいに片付けられた!やった!」
「あー楽しい♪ ちょー楽しい♪」
(チラッ)
「一緒にやる?」
みたいな
そんな感じです。
 

部屋がきれいになったことを喜ぶ

お片付けをしたこと、すること自体を褒めたり喜んだりするのも良いのですが、お片付けをしたことにより、散らかった部屋がきれいになったことを喜ぶのもいいかと思います。
お片付けという行為を褒めてばかりいると、
「別に褒められたくないし!」
「マンネリなんだよな~」
「そればかりでいつまでも喜ぶと思ってんのかい」
という感じに子供が思うのかどうかは知りませんが、行為よりも目的や結果を意識させることは重要です。
子供が頑張ってお片付けをした結果、部屋がこんなにきれいに(広く)なった!歩きやすくなった!など何でもいいのです。
あなたが頑張ったことにより、こういう嬉しい結果になりました!
そういったことを子供に伝えると、お片付けは辛いものでなく、喜ばしいことなんだと思うようになるかもしれません。ならないかもしれません。
 
 

最後に

この方法が小手先なのか子供に甘いのかは受け取る側によって違うでしょう。
この手の目的はあくまで「自発的に片付けられるようになる」ことなんです。
ええ、そうなんです。
 
しかしそうしているつもりでも、実は「親の言うことを聞かせる」ことに目的がズレてしまっていることが多々あります。
 
親がダメって言っているんだから!
親がやりなさいって言っているんだから!
 
こういった親の都合を子供に理解してもらうのも一理あるのですが・・・
やはり親がうるさいからしょうがなくやる。というようでは教育の意味があまりないような気がします。